- ウルトラライトなランタンを検討
- 候補1・キャリー・ザ・サン ソーラーランンタン
- 候補2・ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ
- 候補3・Ledlenser ML4
- LEDlenser ML4レビュー
- 良い点
- 悪い点
- スルーナイトTS2との比較レビュー
ウルトラライトなランタンを検討
OMM装備考察その2です。
2022でのOMM奥美濃ではスルーナイトTS2を持っていきました。
モバイルバッテリー兼用で使用して、これはアタリだったな、と確信したんですが、ただバランスが悪く立てて使用しづらい為、屋外で使いにくいのと、モバイルバッテリー機能を使用しないなら更に軽量化出来るのでは、と思ったんですよね。
OMMでは夜以外スマホを使う事は有りませんし、結果的にモバイルバッテリーも必要ありませんでした。
という事であれからウルトラライトなランタンの候補を考えていました。
候補1・キャリー・ザ・サン ソーラーランンタン
57gと、軽量で人気のランタンです。
6時間の充電で13時間使用出来る。
充電を忘れて入れもザックに付けて一日歩けば夜は使用出来るので、ズボラな私でも気軽に使えるし、なんとなくSDGsな感じ(適当)。
ライトフードの大きいこのタイプは光の広がり方が数字以上に広いし、眩しくないので周りもよく見える。
ただ、四角いっていうのが個人的にはネック・・。
デザイン的に好きじゃない。
また、ソーラーパネルと内部充電池の寿命は小さければ小さいほど短い、と相場が決まってるので、やっぱり長くは使えないと思い不採用。
候補2・ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ
はい、今大人気のやつ。
定価3000円台なのに3倍くらいで取引されている・・・。
正直、何が良いのか分からない。
スペックを見てもレビュー動画見ても、特別優れているところがただの一つも有りません。
偽物も大量に出回っているとか。
コピー商品も沢山ある。
でしょうね・・・。
トランギアのメスティンも
フュアハンドのベイビースペシャルも
キャンプブームで、一時期は価格が3倍くらいに高騰しましたけど、コピー商品や類似品が沢山出た結果、価格はむしろ定価kを割っていますからね。
ゴールゼロも近いうちにそうなると思います。
定価の5200円で考えた時に
- 最大150ルーメン(フラッシュライトにもなる)
- バッテリー容量 9.62Wh(3.7V、2600mAh)
- 連続使用時間の目安 7~170時間
- 充電時間の目安 約3.5時間(USB充電時
- 本体重量 68g
- 本体サイズ 約93×37.75mm
というのは結構魅力的。
特に軽さ、デザイン、大きさ、持続時間、デザインと、攻守すべて揃っている、確かに良いプロダクトです。
人気なので、カスタムパーツなんかも沢山出ています。凄い。
本当に良いものですね。
定価以下なら、ですが。
という事で高騰している今は見送り。
候補3・Ledlenser ML4
スペックは良い。
【本体寸法(mm)】Ø29×97
【本体質量(g)】約71(電池含)
【光束(lm)】ブースト / 300 / 150 / 50 /5
【点灯時間(h)】ブースト/ 2.5 / 8 / 45
【使用電池】専用充電池(Li-ion)
【充電時間(h)】約2.5 市販の単3アルカリ電池×1本でも使用可能
【保護等級】IP66
【製品機能】スイッチロック、赤色灯、マイクロプリズムテクノロジー、スマートライトテクノロジー、マグネット式充電
【点灯モード】ブースト、パワー、ミドルパワー、ローパワー、ブリンク
価格は5000円台とまあまあ張る。
しかしとにかく小さい!そして信頼のLellenser!アンド7年保証!なんですよ。
やっぱり。
登山やる人間にとっては格別の安心感がありますからね、Ledlenser。
こいつもカスタムパーツ、沢山出ています。
あっという間にこういうの企画するの凄い見習いたい。
で!今回はこいつを買っちゃいました。
という事でレビュー!
LEDlenser ML4レビュー
使用レビュー
届いた。今回買ったのは白色。
ちいさ!!思った以上に小さい。
そしてパッケージもカッコいいよね。
取り出す。
やはり小さい。そして軽い。軽すぎる。
質感もすごく良い。
ただ、ホントロゴ大きすぎる。
こういう製品にデカデカと書いてあるブランド名のロゴ、大嫌いなんですよね。
パタゴニアのロゴとかですら嫌い。
比較。
小さすぎて無くしそうです。
電池室へのアクセスは下部を捻る感じ。
中に入れる専用充電池も付属しています。
単三が使えるので予備は必要ないですかね。
ただ、ヘッドランプには単四が多いので、共通化するためにエマージェンシーセットに単四→単三スペーサーも持っておくのが良いかな、と思います。
こういうヤツ。
ML4で素晴らしいと思ったのはここ!
充電コードがマグネット式。
こういう風になる。
コード忘れると充電できないというデメリットはあるけど、差し込み式だと耐久性のボトルネックが充電プラグになっちゃうんですよね。
本体が頑丈でも差し込みを繰り替えすプラグがダメになる。
私のスントなんかもそうですけど、マグネット式だと簡単に接続できるだけではなく、故障にも強いんです。
さすが、7年保証をうたっているだけあります。
さてさて、そしてさっそく点灯!
良い感じ。いい感じです。
明かりを消しても、蓄光部分が光ってくれるので便利。
で、1か月くらい色々シコシコと使ってみたまとめ。
暗闇で光ってる画像も撮りましたけど写真では全く伝わらないので割愛。
良い点
- 軽い、小さい
- 3種類の明かりが絶妙な明るさ
- 電池の持ちが良い、更に単三を使える
- 蓄光が便利
- マグネット式充電サイコー
- 丈夫、防水
悪い点
- プラが安っぽい
- ロゴがデカい
いや、悪いとこないわ・・。コレ。
どう考えてもゴールゼロより数段上でしょ?
比較レビューしている皆さんが言う通り。
しかも小さいし。とにかく壊れ無さそうな感じがハンパないです。
もうコレで決定。コイツが最強。
コピー商品も沢山出ていますが、数千円で買えて7年保証付くもの買わずにその偽物買う必要あります???いや、ない(断言)。
しかしね、問題はOMMでの明かりとして。
わたくしカモシカ的に最高だったスルーナイトTS2との比較ですよ。
という事で比較レビュー。
スルーナイトTS2との比較レビュー
まあとりあえずは上の記事を読んで下さいよ。
その上で比較。
まずは大きさ。
サイズと重さの比較
うーん、やっぱり小さい。
こうやって比べても小さいですが、テントの上のループにぶら下げると、この微妙な長さの差が邪魔かどうかで結構違います。
そして重さの実測。
Ledlenser ML4は71g。
スルーナイトTS2は113g。
単純に重さだけだと42gの差。
この差でスマホを一杯分充電できると思うとやっぱりスルーナイト、凄いわ。
光り方と使い勝手
あと、やっぱり光り方。
いや、わからんよね・・・。
特にスマホのカメラだと勝手に補正するからワケワカメ。
しかしどちらも段階調光出来るし、まあ大差は無い。
比較まとめと結論
- 軽いし小さいからモバイルバッテリー機能いらないならML4一択
- スマホをよく使うなら、重量差42gでスマホを一回充電できるTS2一択
- ぶら下げるならTS2、置くならML4が使いやすい
- ML4はザックに付けても揺れにくい、ランニングザックの目印灯にも使える
- ML4の方がどう考えても耐久性ある(補償7年あるし)
結論、どっちも良い。
もっと言うと、スルーナイトがもうちょっと高くなってもいいから、質感とか耐久性を意識したものを作ってくれたら、間違いなく天下を取ると思うけど。
しかし次回のOMMは就寝前のツイッターを我慢してML4かな、多分。
ちなみに、Ledlenserにもモバイルバッテリーとしてもつかえるランタンがある。
しかしこっちは大きいのでOMM用途にはないかな。