- また欲しい物を見つけてしまった
- ロビーボンとは
- Rovyvon auroraシリーズの基本スペック
- ROVYVON AURORAシリーズのラインナップとそれぞれの違い
- RovyVon Aurora A8レビュー
- 実使用レビュー
- まとめ
また欲しい物を見つけてしまった
また欲しい物を見つけてしまいました。
正直なところ、今現在の自分のUL装備はほぼ理想通りなんで買い足す必要なんて何も無いんです。
しかし。インスタで流れてきて。一目見た瞬間思ってしまった。
「これは欲しい。」
いや、皆さんも思っちゃうと思います。コレは。
調べたらULハイク、ULキャンプ界隈ではわりと以前から有名らしい。
わたし知りませんでしたよ・・・。
とか思ってたらなんとアマゾンでセールになってる。
バージョンアップした奴が・・・これは買うしかない!!
という事で今回は今更かも知れませんが、私が超絶欲しくなっちゃったハンドライト兼ランタンのロビーボン・オーロラA8をレビューします!!
ロビーボンとは
一昔前は数多ある中華ライトメーカーに過ぎなかったらしいですが、オーロラシリーズが大ヒット。
その時点まではよくある事なんですが、そこから耐久性の向上や品質管理の徹底、リブランディングや各国で正規代理店を置くなど積極的なブランドエクイティ向上施策で晴れて一流ブランドの仲間入りを果たしました。
・・・らしいです。
恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした・・・。
Rovyvon auroraシリーズの基本スペック
本体サイズ:60.5×15.6㎜
650ルーメン/最大66時間持続
防塵防水性:IP66
バッテリー:330mAh(チャージ90分)
充電方式:USB-C
付属品:ユーザーマニュアル/キーリング/USB-C ケーブル/ストラップ/日本代理店保証書
フラッシュライト
- Moonlight:0.5lms /72時間
- Low:25lms/ 8時間
- Mid:200lms /2時間(発熱のため60秒で100lmsに減光します)
- High:650lms /1時間30分(発熱のため60秒で100lmsに減光します)
ランタンライト(Low):1lms / 12時間 ・ランタンライト(High):20lms / 3時間
特徴はその軽さ・小ささと防塵・防水性です。
そしてその割には650LMという明るい光を出せることと、モデルによっては様々な機能が有るという利便性・・というすべての面で高い水準を誇る人気のシリーズです。
また、現行モデル(4代目)はUSB-Cで充電することが出来るものが殆どで、そういった細かいところもアップデートされ続けています。
ROVYVON AURORAシリーズのラインナップとそれぞれの違い
ロビーボン・オーロラシリーズには以下のラインナップ(他にもあるようですが)があり、主に2種類に分けることができます。
ハンドライト機能のみのライト
最大光量650MLのメインのスポットライトのみのシリーズです。
- A1 ポリアミド樹脂で16.8gと軽量かつ頑丈なモデル。
- A2 更に丈夫にするため、ステンレス製のボディの35.7gのモデル。
- A3 高強度アルミ合金使用で重量(19.5g)と耐久性を両立させたモデル。
- A4 チタンボディの高級モデル。重量24.0g。電池容量をアップしたproモデルも有り。
- A9 PROモデルのみ存在?銅製のボディの特別モデル。
多機能モデル
650MLのスポットライトに、蓄光ボディのサイドに多機能なライトを設置したモデル。
- A5 ランタン用ホワイト光+UVライトの他にホワイト+赤色灯のモデルが有り。
- A6 A5のヘッド部をステンレスからアルミ合金に変更したモデル。
- A7 A5のホワイト+UVとほぼ同じだが、蓄光の色が青(A5は緑)のモデル。
- A8 3色使えるモデル。ホワイト+UV+赤と、オレンジ+UV+赤の2タイプ有。
ロビーボンには他にもライトは有りますが、主にこれらがEDC(毎日持ち歩く)用、アウトドア用途に人気で、特に多機能系が各国のULハイカーに買われています。
で、私が購入したのは一番多機能なオーロラA8です。
RovyVon Aurora A8レビュー
出荷はアマゾン倉庫からなので一瞬で到着しました。
ケースは安っぽい。
少なくとも5000円を越える値段のライトのパッケージではない。
こういう小型の物ってパッケージに入れて保管する事が多いから、もうちょっと飾りたい程度のパッケージにしてほしかった。
開けてもショボイ。
だが物自体の質感は思ったより良いです。
ボディはポリカなんですが、ざらついた荒らし表面加工も良い感じだし、重みや触った感じも安物とは全く違います。
少なくとも値段相応ではある。
パーツも大小キーリング、マグネットの付いたケツパーツとマグネット付きクリップが有ります。
さて重量。
まあ公称通りか。
しかしとにかく小さい。
そして使い勝手も良い。
このクリップのマグネットとケツのパーツのマグネットが強力な上に、本体が軽量なので安心してどこにでも付けられます。
ただ、このUSB-Cの充電ポートが開けにくい。いつか千切りそう・・・だから替えが一個入っていたのね。
しかしこれ、素晴らしいのが充電しながらでもライトが使える(最大光量以外)のが素晴らしいです。
充電中は専用の箇所が光るので一目瞭然。
クリップも優秀で、しっかり保持してくれるタイプのヤツ。
キャップのツバにもつけれれマス。
エルドレッソのキャップみたいに柔らかすぎるのは無理。
柔らかくても良いので芯がはいっていないと厳しいですね。
あと個人的に使えるな、と思ったのがこういう事も出来るから。
さてここまでは良い。しかし実際に使ってみないと良さは分からぬ。
最大光量650MLドンっ!
これは本当の650LM。
中華製は盛るからね。しかしこれはちゃんと実際の数値だと思います。
むしろそれより明るい気さえします。
ただしこれは1分のみしか使えません。
熱対策ですね。
安い中華ライトだと持っていられないくらい熱くなるものもあるので、むしろ信用できる。
これは安心して使えます。
電池のもちもこんな感じなので、私の用途の「夜のトレランレースやナイトハイクの劇下りなんかの怖い所でヘッドライトとスポットで併用する」のには全然使えますが、これ一本で登山というのは容量不足だと思います。
サイドのランタン用のホワイト光。
うーん、まあこれはこんなもんだよね、という感じ。
照射範囲も140°くらいなので、完全にソロテント泊用ですね。
それなら不満は無い。
OMMで使うようなシーンなら全く問題ないです。
で、赤色灯。
これも別に予想通り。
最後にUV光。つまりブラックライト。
おお。面白い。
これさえあれば偽札もすぐにわかるぞ!
他に使い道は・・・そうだ、顔に当てると分かりにくいシミが浮かんで見えるって聞いたことある。
よしやってみよう。
嫌あああああああああああ!!!!
皆さんも是非やってみて下さい。トラウマになると思います。
という感じで暫く使ってみました。
実使用レビュー
まず、長押ししてる間だけ最大光量を出すのがめちゃくちゃ便利。
普段はハンドライトを使いたい時って一瞬なのでかなり便利です。
真っ暗な田んぼの中を走るのならLOWの25LMでも充分。トレイルならMIDの80LMは必要だと思います。
あ、上に書いてある通り、HIもMIDも1分後からは80LM程度しか出力は出ないので、それは理解して使ってください。
そして赤色灯が良い。
クリックで点滅、フラッシュ点滅と変えられるのですが、夜のランニングにはこれが重宝します。くらい場所ではハンドライト、明るい車道は赤色灯モードにしてキャップの後ろに引っ掛ける、とかが一番良いかも。
ランタン用のホワイトライトはまあ・・・我慢できるかな、というやつです。
EDC用ならやっぱり磁石でどこにでも付けれるのは便利。
UVライトは・・・これ何に使うんですかね?まあなくても良いかな・・・。
まとめ
良い点
- しっかり650ルーメン明るいです
- 必要十分なランタンになります
- 赤色灯便利です
- マグネットも便利です
- めちゃくちゃ軽いです
- 防水性ちゃんとしてます
- 耐久性高そうです
- 充電しながら使えるの最高です
悪い点
- 高級感は無いです
- UVライト何に使うの?
- ランタンの照射範囲狭いです
まあ結果から言うとめちゃくちゃオススメですね。
代替として激安コピー中華品もあるにはあります。
しかし不良品が多い、耐久性が低い、届かない、違う物が届く、そもそも性能低い・・・などなど。
私なら山には持っていきませんかね・・。
で、結局どれがおすすめか?ですが、EDC用途なら丈夫で軽くて質感も見た目も良いA3が良いと思います。
そして登山にもっていくならやっぱりA6かA8が良いと思う。
この軽さ・小ささでヘッデンのバックアップとランタンを兼ねてくれるのはかなりありがたいです。
RovyVon Aurora A8は多機能な分、値段も高いのですが、今(2024年2月)アマゾンで15%引きで他のオーロラシリーズとほぼ同額になっていますから、今買うなら断然A8がおすすめです!!