カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

ボディポジティブという価値観の流行が凄く嫌です

最近、スポーツウェアを探していると各所で見かけるようになった太ったモデル

アメリカで流行しているボディポジティブという価値観の影響らしいです。

ボディポジティブというのは、既存の社会や価値観でのマジョリティの考える「理想的な体型・外見」に流されず、自分自身の体形・外見をポジティブに捉えるという考え方です。ボディポジティブは、体形や顔の作りだけでなく、肌の色、障がいや欠損・傷跡などのすべての身体的特徴をありのまま受け入れることとしているらしいです。

 

いや、全然それは素晴らしい事だし、自分のありのままを愛する事が大事なのはそりゃそうだよね、という感じなんです。

 

太っているあなたが自分自身を美しいと思うのは自由だし、私があなたを美しくないと思うのも自由でしょう、という、それだけの事なので別にそれは良いんです。

 

ボディポジティブが、肥満率30パーセントを越えるアメリカで流行しているのも分かります。

そして3割が肥満の国で肥満の人向けに肥満のモデルを採用する、というのもすごくわかります。

 

しかしそれ、日本ではどうなんです??

最近とても太いモデルさんの商品ページが増えていませんか?

 

たかが4%程度の肥満率しかない日本で、普通のスポーツウェア探してたら日本では1万人に1人もいないくらいに太った人がウェアを着ている画像が出てくるんですよね。

 

それ、誰向けのモデルなんです??

親切なんですかそれ???

 

もし日本で自分の体形を愛せない人の為にモデルを採用するなら、男性はガリガリだけどお腹だけ出た人女性は上半身細いけどお尻とお腹だけ太い人とかじゃないでしょうか。

一番層が厚いですもんね。

ドデカイ太った人なんてほとんどいないし、その中で運動している人なんてごくわずかな気がするんですよ。

 

もしかしてなんですけど、僕たちのブランド先進的なんです的なイメージの為に、異常に太ったモデル使っていませんか???

 

だとしたら罪ですよ、それ。

なんでこんなこと書いてるのか、というと、私の愛するアシックスまで最近ド太いモデルを使った製品ページ増やしてるんですよね。

ちょっと前まで四肢欠損の人のモデルを多く使ってた気がするけど。

 

アシックスに限らずスポーツブランドがどこも太ったモデル使いまくってボディポジティブの流行に乗っかってるわけなんですが、それって同じく流行で乗っかってるSDGs的なのと反しません??

太ってるのも太るのも太った人が体重維持するのもSDGsじゃないですよね・・・?

 

結局やってるのって欧米文化の一時的な流行への迎合でしかないんだなあ、と思うという残念な気持ちです。

 

20年後の人が見て腹を抱えて笑う、一時的な流行だと思うんですけどね。

 

断言してもいいんですけど、恐らく5年後はナイキもアディダスもアシックスもやたら太った人をモデルとして起用する、なんてなくなると思いますよ。

 

普通体形の人は良いと思います。

だってモデルですから!!

実際、webショップやブログのモデルさん、一般人の方がずっと参考になりますもんね。

185cmのモデル体型の黒人男性がウェア着ていても、何を参考にしてよいのかまったくわかりませんw

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私が言いたいことをまとめると

  1. ボディポジティブって考え方は素敵だよね
  2. でも健康的な体型の方が皆幸せになるよね
  3. 超太っちょを日本でモデルにするの意味わからんよね

という事です。

つまり太った人を利用してマーケティングしてるの下劣じゃね?ってことです。

逆にバカにしてるだろ。その前に太った人向けのサイズ作ったら???

 

そしてもし日本でやるならまずハゲだろ。

ハゲは常にバカにしていいみたいな風潮、アレなんだろうな。

デブは悪口なのにハゲはいじり、みたいな風潮よ。

 

ボディポジティブだなんだと脚光を浴びるならまずはデブより俺たちハゲだろ。

スポーツウェアもアパレルブランドも、先進的なイメージを訴えたいなら、モデルを全員ハゲにするんだよ。

ハゲがカッコいい的なマーケティングしろよな!!