SUUNTOの腕時計式心拍計が全然信頼できない問題
以前から困っていたんですが、買った当初からSUUNTO 9 BAROの光学式心拍系が真夏以外ほとんど信頼できないんです。
私の血管の問題なのかなんなのか、場所や締め付け方を変えてもどうしても安定して読み取ってくれない。
ピッチの腕振りをそのまま読み取ってしまう事もしばしば。
心拍数に拘ったトレーニングをさほどしていなかったのでまあそれでも良かったのですが。
先日のマラソンから考えるに、やはりここはマフェトンだろう、と。
知識も乏しいので詳しい事は割愛しますが、夏の100マイルトレランレースに向けたトレーニングとしても良さそうなので、しばらくマフェトン理論的なトレーニング(雑)をやっていきたいな、と思い、精度が高い心拍計が欲しかったんですよね。
心拍計の種類とメリットデメリット
殆どの方が知ってると思いますが、心拍計にはメジャーなもので2種類、光学式と電気式があります。
光学式心拍計は、光電式容積脈波記録法(PPG)で測定されます。
手首や腕に装着したセンサーで光を照射し、血管内の血液の動きによって変わる反射光を検知することで心拍数を計測します。
電気式心拍計は胸に装着し、鼓動により心臓から発せられる電気信号によって心拍数を測定します。
精度に定評の有るのが電気式で、光学式は90%の精度だとも言われています。
が!私は向いていないのか、光学式だと、精度以前に測定が全然されていない事が多いので、胸ベルト式を物色していたんです。
始めはSUUNTOの正規品を買おうと思ったんです。
しかしよく考えるとスントってポラールみたいに心拍計に強いわけでもなし、どうせこれもOEMで作らせてるんだろう、と考えると高額過ぎてアホらしくなってしまいました。
中国企業に買われてから、何から何までずっとダメダメですしね、スント。
という事でどうせ中国企業の作るものなら中華ブランドでええやろ、と、アマゾンで一番人気の心拍センサーを買ってみました。
coospo 胸ベルト式心拍センサー レビュー
出荷アマゾン・販売COOSPOなのですぐに届きました。
最近の中華製品のパッケージ、本当に良い。
昔からパッケージだけは韓国製品は良い(冷笑)みたいな論調ありましたけど、中国企業は韓国を見習ったんでしょうね。
今では世界中のパッケージは良くなり、ダサいのは日本製と南米製くらいじゃないですか???
では開封。
説明書不要ですね。
センサーの見た目も可もなく不可もなく。
と言っても他人に見せる様なものでもないし。
この胸バンド式のハートレートモニターって、装着した姿、めちゃくちゃダサくないですか???
どうしてもおっぱいバンドに見えてしまうんですよね・・・。
いや、おっぱいバンドは好きなんですけどね。
違う、好きなのはおっぱいであってバンドではないわ。
で、そのおっぱいバンド式心拍系の測定部。
ここに水をちょっと塗るみたい。
装着もめちゃくちゃ簡単そうです。もちろんサイズも変えられる。
coospoハートレートモニター実施用レビュー
1週間ほど使ってみました。通勤・退勤ランやロング走など。
装着後、十秒くらい待つと測定が開始されるピピッ、という音が鳴ります。
しかし肌面が濡れていないと(導電性が高くないと)ちょっと安定しないので、まず水を一滴指に取って、肌面に塗ると直後にピッと音が鳴ります。
初回はその状態で時計やスマホ側から接続設定をしてください。
多分めちゃくちゃ簡単にできます。
そして測定終了して外すと、暫くして「ピッ」と電源が切れた事を知らせる音が鳴ります。
過不足なくて良い。
走ってみると、めちゃくちゃ追従が良いです。
今まで何使ってたんだ、というくらい違います。
装着感も違和感ないし。
測定結果もめちゃくちゃ正確です。
下のがSUUNTOの悪い時。ほぼピッチ拾ってるし意味ないじゃん。
暫くつけてみて分かったのが、やはり起伏有る地形だとマフェトンペースを維持するのはかなり難しい!!
下りで心拍数145くらいってキロ3分30秒くらいなんですよね・・・。
田舎の夜、坂の上からそんなオッサン走ってきたら、おばあちゃんも犬もビックリですよ。
まとめ
良い点
- 安い!!
- 操作簡単
- 精度良好
- IP67防水
- 軽い
- 電池はどこでも手に入るCR2032
悪い点
- 替えのベルトが製品の割にはちょっと高い(1200円程度)
- ちょっと安っぽい
耐久性はまだ評価出来ないのでなんとも言えませんが、かなり良い買い物でした。
といってもこの値段でなら3か月で壊れてもまあ仕方ないよね、レベルですからね。
値段はこの2年くらい、年間通して3280円で、セールの時に時々2800円とかになる、という感じですね。
ちなみに2024年2月9日現在、セール中なので、胸ベルト式心拍系を持っていないよ、という人にはオススメです。