カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

オーストリア軍 アルパイン GORE-TEX フィールドパーカのレビュー

ハードシェル欲しい問題

ハードシェルが欲しい。

2022年の末に「このままだと死ぬよねいつか」と思い立ち、雪山装備を全て売り払ったのは何度かお話していますね。

そのお陰でUL装備に買い替えられたんですが、実際問題として、ハードシェル無いのが結構不便なんですよね。

雪山はやめても、子どもとの雪遊びとか、雨天決行の地域の清掃とか、ハードシェルが欲しいシーンというのは多々あります。

「え?そんなのレインシェルで良いんでないの???」と思う方もいると思うんですが、少なくとも私の持っているレインシェル(5着もありますテヘ)では、どれも防寒と耐久性という点で不足なんですよね。

というか高額な物も多いので勿体ない!!

 

ハードシェルとレインシェルの違い・・雪山では、というのは置いておいて(それも全然違うんですけど)、日常使いとしても結構違うと思うんですよね。

 

各メーカー、ハードシェルと称しているジャケットはハリが有り生地が強い、表地も裏地も摩擦に強く切り裂きにはもっと強い。

縫い目も強度が有り、更に細かいパーツで作られ立体構造になっている為、意外と動きやすい・・のですが、その分シームテープはモリモリで貼ってありますから使用後の乾燥と保管時の防湿対策は結構面倒です。

雪が入ってこない為のスノースカートは有ったり無かったりしますけど、日常使いならスノースカートは絶対にない奴の方が良い。

取り外せるヤツも有りますけど、まず無くします!

 

だから私は日常も雪山も、パタゴニアのトリオレットジャケットが大好きでずっと使っていました。

パタゴニア公式より

雪山より遊びや労働で着る事の方が多かったですけどね・・。

 

ということで遊び・労働用のハードシェルを中古で物色していたんですが、ブームなのか何なのか、最近黒やグレーなんかの日常使い出来そうなハードシェルの中古の相場が上がってる様子なんですよね。

ならば、とミリタリー用品のハードシェルを探すも、こっちはこっちで高額。

そしてミリタリーの中でも迷彩柄ってわりと変質者扱いを受けやすいというか、やっぱり不審な目で見られがちなので、迷彩柄でない軍ものハードエシェル・・・つまり米軍のECWCSで言うレベル6のジャケットを探していたんですが、なかなか良い物が有りません。

 

などと探していたところ・・・見つけました!

みんな大好きWAPERさんで、オーストリア軍のめちゃくちゃカッコいいハードシェルジャケットを!!

という事でこれをレビュー。

登山と直接は関係ありませんが、雪山も齧っていた登山者目線でレビューしたいと思います。

オーストリア軍 アルパイン GORE-TEX フィールドパーカのレビュー

アウター素材 ナイロン 100%

メンブレン素材 GORE TEX 100%

インナー素材 ナイロン 100%

この商品は実際に軍で使われた中古品です。

物によってコンディションも様々で、選ぶ事は出来ません。

当然防水性も保証されている商品ではないので、雪山の様なシビアコンディションで使用するのなら事前に自分で防水テストが必要でしょう。

まあ雪山にどれだけ防水性が必要なんだ、という話なんですが・・・。

そしてさすがにちゃんと雪山やる人はこれで済ませる人はいないでしょうし。

 

表地は最近の一般的なゴアテックスのハードシェルと同じ、コットンライクなナイロンです。

ダメージはそこそこありますが、数年でどうこうなるような擦れは有りません。

むしろ味が出てきていい感じ。

このあたり、昔から古着やミリタリーが好きだった私にはたまらない感じ!!

 

腰、裾、フード、首回りはコードで絞れます。

シームテープの明らかな剥がれは無し。

まあしかしどこかで張り替えればまた長く使えますからね。

シームテープ張替えなんてめちゃくちゃ簡単なのでやれるようになった方が良いと思ってます。

袖は一般的なハードシェルと同様な構造。

そして意外と面ファスナーも品質良く劣化もなし。まだまだもちそうです。

これ、意外と最近の物の方が中国製の粗悪なもの使っていて、高額なウェアでも早く劣化する気がするんですよね。

昔の面ファスナーってそんなにすぐダメになるイメージ無かったんですけど。

これは大丈夫そう。

 

前立てはしっかりとダブルで被せられていて、防水性もバッチリです。

面白いのがフードで、三つ折りしてスナップボタンで留める構造。

そしてこうすると襟が立って、シルエットがなんかダンディーになって良いですね。

 

サイズは横幅×長さで無数にタイプが有るんですが、今残っているのは【88-92 V/VI】のみだったので、このサイズを買ってみました。

175cm65kg,胸囲95腹囲75の人間が着てみるとこんな感じ。

※画像の顔は加工済みです

純粋なテックウェアとして・・・登山のハードシェルとして着用したいなら私くらいの体形なら(88-92 I/II】か【 80-84 III/IV】が良さそうです。

恐らく下にベースレイヤー、コンバットシャツ、そしてフリースかセーターを着こむ想定だと思うので、登山のハードシェルよりはかなり余裕を持たせたサイズ感なんでしょう。

いずれにせよ、もうワンサイズ落とせばカジュアルのジャストサイズ、ツーサイズでピッタリテックウェアサイズ、今回ので今風のゆったりシルエット、という感じだと思います。

今回はこれで予想通りのサイズ感、アタリでした!

というか色味がめちゃくちゃカッコいい!!

他にもワイパーさんではオーストリア軍のウェアを扱っているのですが、他のミリタリーウェアとは一味違うカッコよさが有ります。

カリンシアっぽいイメージ。

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今年はもう終わりなのでアレですが、来年も有ったら多分これらも買う。

というかホント、オーストリア軍、なんでこんなにカッコよいのか。

めちゃくちゃモノとして気に入りました。

まとめ

良い点

  • 色がカッコいい
  • 形がカッコいい
  • ゴアテックスなのに安い
  • 丈夫・雑に扱える

悪い点

  • 当然ダメージ有り
  • 身幅肩幅のサイズ感が日本人には大き目
  • 在庫希少・入荷未定

 

一番気になるのはやっぱりサイズ感ですね。

めちゃくちゃ試着をオススメしますし多分サイズ着まくってベストサイズ探したら一生ものになると思うんですよね、コレ。

しかし見ている間に在庫サイズが減っていくくらいなので、サイズを選ぶのはタイミング合わないと難しいかも知れません。

あと、残念なのが新品もデットストックも無い事。

新品で買えば真空パック保管しながら何十年も持たせる自信あるんですけど、軍隊の中古放出品って状態が大分悪いですからねw

自分の持ち物じゃないからやっぱり雑に扱いますでしょうしね・・・。

ワイパーさんには是非新品を仕入れてきて欲しい!!そしたら絶対に買います。

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