先日、ゴアテックスのシェイクドライの生産終了に関して、フッ化物の規制の事を書きました。
それと同じ理由で、3Mもフッ化物の生産を休止(恐らく終了)する様です。
マジかよ・・・。
撥水スプレー(いわゆる防水スプレー)には主に2種類あって、通気性を損なわずにかつ長期間撥水効果が持続するが高価なフッ素系と、被膜を形成する為防水効果は高いが通気性が無くなり、持続性の低い安価なシリコン系があります。
アウトドアの使用用途だとほとんどがフッ素系の撥水スプレー、特別な理由がなければ3Mのスコッチガードを使用すると思うんですが、これが無くなる、というのはなかなかです。
というか、恐らくフッ素系の撥水スプレーが無くなるんですよね?
コレ。
まあしかし、フッ素系に限らず防水スプレー、実は超危険らしくて。
私も昔、玄関で愛する革靴たちに防水スプレーしてたら、その後数日間気持ち悪くなったことがあります。
呼吸が浅い、というかそんな感じです。
以来、絶対に屋外でマスクしてやっていますけど、結構安易に考えて室内で使っている人も多い気がします。
まあそもそも、「使ったら肺が詰まって最悪死にます、因みに肺に入りやすいスプレー状の製品です」みたいなものが普通に売ってて、しかも子供にも簡単に噴射出来る構造で作られているってまあまあ危険ですよね。
100円ライターみたいに安全装置があるべきだと思いますけどね。
実は死人も出ているんですよね。(例:2016年の死亡事故)
しかもランナーとか登山者にとっては肺にダメージが残る、っていうのはまあまあ嫌な後遺症なので、本当にしっかりと安全対策して使いたい。
その上、フッ素系だと疎水性高すぎで体内に生涯残ったりするそうなので・・・アレ?
これってむしろ今すぐ規制すべきじゃない???
こうやって考えると今まで生活雑貨に含まれるフッ素系樹脂の危険性って軽視されまくって来たんだな、と実感。
そもそも我々世代、2005年くらいまでの食品添加物が野放しにされていた頃に子供だった世代はすでに汚染され切っている気がしますけどね、実際精子量とkあ、やめろなにそうるんだ(ry
ということで今後も撥水スプレーを使う時は屋外でかつマスクをしましょう。
関係ないけどスコッチブライトはシンクなどの全ての金属の掃除に最適ですから年末のお掃除に是非。
製造業の我々に「おっ、分かってるねキミ!」と言われること請け合いです。
そして撥水スプレー、今後はどうなるんですかね。
シリコンだって疎水性高いから使っているのであって、疎水性の高い物は人体に残りやすいから、危険なのはそう変わらないだろうし。
やっぱりほしい物は欲しい時に買った方が良さそうです。