今日はちょっと登山ともランニングとも関係のない話をしたいので、興味のない方はそっと閉じてほしい。出来ればアフィリンクで物を買って。
買わないの!?・・・まあいい。ゴールド値上がりするよ???
20年くらい前に友人が「お年寄りを半分騙して強引に金のインゴッドを売りつける」みたいな個人宅営業やっていまして。
「老人を騙して売りまくった」って飲みながら泣いて後悔してたけど、あの頃に強引に金を売りつけられたご老人たち、みんな喜んでるだろうな・・。
20年で価格5~6倍ですからね!
早速話が逸れた。
では本題なんですが、私がSR400を愛してやまないのは空前の事実なんですが、SR400は日本国民全員が泣いて惜しんだように、生産を終了してしまいました。
私も
空前の事実ってなんや公然の事実やん。
あかんコレもしかしたらどこかでも書いていたかもしれん。
そういう物って色々とあるよね。
冒頭の「金のインゴッド」本当はインゴットだし。
例えば・・・いや例え出てこないゴメン。
どうでもいいか別に。速記こそ命だし、このブログは。
ええと、そのSR400、タイでは普通に生産しているらしい。
という事は今後、私がもしそろそろ寿命でおっ死ぬから、90歳くらいでSR400に乗りたいな、と思ったときに乗る事が出来るかもしれない、ということか。
ありがたいぜ!気兼ねなく死ねる!!
あ、もしも万が一知らない人がいたらアレだから念のために書いておきますが、私はSR400を3台乗り継いでいます。
本当は4台だけど、新車ピカピカの時に六本木のど真ん中を急にUターンしてきたセルシオに横から突っ込まれて、たった1か月で廃車になった子もいるのでそれはカウントしない。ドノーマルだったしあんまり愛着もなかったんだよね・・・。
今考えたらアレで生きていたのは本当に奇跡だったかもしれない。
気が付くとごっついアフリカ系のムキムキの人にお姫様抱っこで抱きかかえられていて、「ダイジョブデスカ!!ダイジョブデスカ!!!」って揺さぶられていた。
視界の片隅でセルシオの運転手は白人に胸倉掴まれてたのはなぜだろう。
で、その友人らしき別のムキムキの白人の人は私のフレームのひしゃげたバイクを持ち上げ、路肩に寄せてくれていた。
実は私は若いころ割と民族的に排他的な人間だったんですが、この日を境に外人さんちょーーーーウェルカムになりましたよ。
だって助けてくれたのはみんな外人さんでした!!
お金持ってそうな日本人とかはこっち見ながらクスクスわらっていましたから、朝6時の六本木交差点付近で。
私を轢いたもの日本人。だけど隣に座っていた奥さんはフィリピン人で、なんか大使館に子供の入学の件かなんかで、朝一で行かないといけないから急いでいたらしいんですよね・・・。
それ聞いて怒りも収まってしまった。
なんの話してたんだっけ。
そう、思い出した。
で、道路端に寄せて貰ったSRの話。
寄せて貰ったのはいいんですが、精密検査後、擦り傷のみの手当てして貰って(全身革でヘルメットもちゃんとしていたからこれですんだんだ、若者よみんな装備はちゃんとするんだぞ)、手当てが終わったその足で渋谷警察署に行って(その日に呼びつけるって頭イカレてるだろ今考えると)その後夕方に事故現場にバイク回収の為に舞い戻ったんですが、バイクに5枚くらい駐車違反の札が貼ってあるんです。
「ふざけんなコ□すぞ」と。
当時警察官以外が駐禁切符を切るようになって間もない頃で。
現場検証もしたそうなんで、警察も事故で動かせないバイクって分かってるはずなんですよ。
まあ手違いで貼られたんだろうな、と思って剥がしてバイク屋さんに回収して貰ったんです。
そしたらね。
来ましたよ、給付命令書みたいなやつが。
もう私、あったま来ちゃって。
でもみたら、最後の方に超小さく「不服があったら申し立てを何日以内に・・・」みたいな事が書いてあるんです。
書きました。速攻で。
要所要所に警察の怠慢と無能を指摘しつつ、明確に簡潔に5ページくらいに渡って。
内容証明で送ってやりました、こっちの連絡先には会社の弁護士さんの電話番号も一緒に書いて。
そしたらね。音沙汰無し。
いや、不服を認めたならそのことくらい連絡してこいやああああああああああああ!!!
クソが。マジで許せない。
思い起こすと、「わ」ナンバーのレンタカーで旅してるとずーーーーっと「何か違反しないかな?」みたいにこっそりついてくる地方の警察とか、追走距離足りてないのに速度違反切符切ろうとするタコ野郎とか、交通課はクソオブクソが多すぎなんですよ。
いやね、一時停止とか回転違反を違反しておいて文句というアホと一緒にされちゃこまるんですけど、こっちは法律守ってるんですからね?あなた方の検挙の仕方、違法だから。
・・・皆さん気が付いていると思うんですけど、脱線してますよね。
SR400の話から脱線しまくりですよね。わかってる。
もう皆さん、「あ、不服申し立てって本当に出来るんだ」みたいな事思ってますよね。
だれも私のSR400の事なんて気にしてない。
でも続けますよ、私は。空気を読まないんで。そうなんです。私って。
でね、私はSR400を3台+1台乗って来たわけですよ。
カスタムしまくってね。
まあちょっとゴニョゴニョゴニョ・・・なカスタムとかもね。いろんなカスタムしてきました。
初めて私が乗ったバイクってゴニョゴニョ・・・歳の頃に乗ったビーノって原付なんですけど、アレは移動手段的なもんでした。
本当に心から欲しくなったのはSR400が最初です。
現代的じゃない、ダサいフォルム。スピードの出ないエンジン。モサい足回り。効かないブレーキ。耕運機と揶揄される振動。高速で緩んで取れるミラー。
まあそういうバイクなんですが、自分好みに無限にカスタム出来るのが本当に良かった。1代目はゴリゴリ走れるFCRセパハンカフェレーサー、2代目はボバー。3代目はスクランブラー、4代目はドノーマル。
まあ4代目、たった1か月だけど・・・。
そうやって色々とカスタムして、気に入った人に売って、また買ってカスタムして・・・みたいなのが本当に面白いバイクでしたね。
え?興味ないって???それより不服申し立て書の書き方???うるせえggrks!!
でね、その頃一緒に住んでた彼女とね。
深夜にSR400でツーリングに行くんです、二ケツで。
それがなかなか良い時間でね。
自販機前でバイク止めて、暖かい泥水みたいな缶コーヒー飲みながらハイライト吸って。
好きなバイクと好きなタバコと好きな女の子。
アレ以上の時間ってなかなか無いよなー、と今考えても思います。
そしてその時の女の子が今の妻です。
当時と変わらず、今でも美しい我が愛妻です。
このブログ、妻も見てますからね。察してください。
最後にバイク青春映画の中で名作中の名作を置いておきます。
「あの頃に戻りてえ・・・」って思いながら枕を濡らせ。じゃあの!