
- 今年こそミトン付きのランニンググローブが欲しい
- なぜミトン付きグローブがランニングに最適なのか?
- じゃあどれが一番良いのか
- その上で選んだものは
- デカトロンとは?
- KIPRUNミトン付きランニンググローブのレビュー
- 実際のランニングでの使用感
- まとめ
今年こそミトン付きのランニンググローブが欲しい
寒い季節のランニングで、もっとも冷えやすいのが「手」です。
そこそこのペースで走るランナーなら、走っている間に体幹部の寒さを感じることはほとんど無いと思いますが、身体の端部は別です。
特に風を受ける指先の温度低下は顕著。
手の冷えは全身のパフォーマンス低下につながり、指先が凍えるような感覚はモチベーション維持の妨げになります。
そこで近年ランナーから注目を集めているのが、「ミトン(オーバーミトン)付きランニンググローブ」です。
これは、普段は五本指の手袋として使いながら、寒い時や風が強い時にサッと指先全体を覆うミトンカバーを引き出せる、二重構造のグローブです。
なぜミトン付きグローブがランニングに最適なのか?
普通のグローブやミトンではなく、このハイブリッドな構造がランニングに適しているのには、明確な理由があります。
1. 抜群の防風・防寒性(ミトンモード)
ランニング中、最も熱を奪うのは「風」です。
特に手の甲や指先が風にさらされると、体感温度は急激に低下します。
ミトンカバーは多くの場合、防風・撥水性の高い素材で作られており、これを装着することで冷たい風を完全にシャットアウトできます。
通常の五本指グローブに比べ、圧倒的に暖かさをキープできます。
2. 繊細な操作性(グローブモード)
走り出して体が温まってきたり、スマートフォンを操作したい時、わざわざグローブを外すのは面倒です。ミトンカバーを甲の部分に収納すれば、通常の五本指グローブとして使えるため、ボトルやエナジージェルの操作、ウォッチのボタン操作などがスムーズに行えます。
3. 温度調節のしやすさ
ミトンを被せる・外すというワンアクションで、手の保温状態を素早く切り替えられるのが最大の利点です。スタート直後の寒さから、中盤の発熱時、そしてクールダウン時まで、天候や体温の変化にきめ細かく対応できます。
じゃあどれが一番良いのか
去年も一昨年もその前も、実は私はリサーチしまくりながらも買いそびれています。
なぜなら、どれも決め手に欠けていたからです。
ミトン付きグローブを選ぶ際、暖かさや使いやすさを左右するいくつかのポイントがあります。
1. グローブ本体の素材(保温性)
ミトンカバーは防風を担いますが、本体の素材が暖かくないと意味がありません。
フリース素材やメリノウールの物が殆どですが、ランニンググローブとして売られている物の中には全然暖かくないものも多いので、早朝の長距離を走るようなシリアスランナーには少し力不足・・という物も。
2. ミトンカバーの素材(防風・撥水性)
ミトンカバーの目的は風と水(雪)を防げるものが良いでしょう。
これも多くのランニング用ミトンがそうなのですが、防風性も防水性も高くなく、ただ保温性だけがある、という物が多いので、注意が必要です。
3. 収納性と携帯性
ミトンカバーを外した時に、グローブの甲部分に、邪魔にならずに収納できるものが楽だと思います。
収納出来ない物はミトンを外している間に失くしてしまったり、落としてしまったり・・というリスクが予想されます。
4. タッチスクリーン対応
ランニング中もSpotifyを操作したりXを操作しがちな私には必須です!
最近のほとんどのミトン付きグローブは、グローブ本体の親指と人差し指が導電性素材になっており、ミトンカバーを外せばスマホ操作が可能だと思いますが、格安品はそれすらないが場合が多いので。これも注意しましょう。
頻繁に操作する方は、この機能がスムーズに働くかどうかも確認しましょう。
その上で選んだものは
上記を踏まえて選んだものが、デカトロンのランニング グローブ ミトンカバー付 EVOLUTIV V2
です。
「お、また案件か?」と思ったあなた!違います!今回は商品提供を受けていません!
完全に自主的な、自腹レビューです。どう考えてもお得そうだったので。
というか暫く連絡も無いんですよね・・・見捨てられたかな。
デカトロンさんに限らず、案件お待ちしています(ニヤニヤ)。
まったく忖度ないレビューを約束致しますので、どうぞよろしくお願い致します!
デカトロンとは?
「デカトロン」とは、フランス発祥の世界的スポーツ用品ショップ・メーカーです。
主な特徴自社でデザイン・開発・製造を完結:研究開発から製造、販売までを自社で行う「垂直型ビジネスモデル」により、高品質ながら低価格な製品を提供しています。
スポーツごとに独自のブランド(例:QUECHUA、Kalenji、KIPRUNなど)を持ち、それぞれに精通した開発担当者たちが実際に使用して製品を開発しています。
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KIPRUNミトン付きランニンググローブのレビュー
なぜこのグローブを選んだのか、といいますと、まず、お値段が2990円と異常に安いです。
ランニングミトンとしては定番の、サロモンのボナッティミトンのほぼ半額です。
機能的にも他のグローブよりも良いな、と思った箇所は多いのですが、それはレビューしながら見てみたいと思います。
サイズ感
サイズはS,M,L,XLとありますが、今回はMサイズを購入して、ピッタリでした。

ちなみに私の掌のサイズは以下の画像を参考にしてください。
一般的な欧米のグローブのサイズ感ですね。
ミトンをするとこんな感じです。


ミトンに掛かる場所は薄め、掛からない場所は厚めの生地になっています。

ミトンの裏側はアルミ蒸着されたメンブレンが裏地に貼ってあります。

人差し指と親指はタッチパネル対応。

手首の部分は反射プリントがされています。
これは暗い中走る事の多くなる冬には嬉しいです。

ただ、生地の品質には定評のあるデカトロン。
縫製はイマイチなんですが(その分安い)、この商品も見えない箇所はかなり手を抜いています。
耐久性には影響がないのは、これまで買ってきたものでも証明されていますから心配はしていないのですが、気になる方は購入を控えた方が良いと思います。

↑裏側の縫い目は酷い切り口。
↓指先の縫い方は雑なんてもんじゃない。
実際のランニングでの使用感
寒い日が続きましたので連日使用していました。
まず、フィット感が絶妙。着用感も良いです。
汗抜けも良く、摂氏5℃くらいだとグローブだけでちょうど良い感じです。
1℃の中でも走ってきましたが、これくらいになるとミトンが欲しくなってきます。
ミトンを付けると、アルミ蒸着メンブレンの効果もあるのか、かなり暖かいです。
これなら氷点下10℃くらいのランニングでも使えそうです。
そして思いのほか良かったのが、ミトンの撥水性能。

全然濡れません。防水といっても過言ではないです。裏のメンブレンも併せて、雨にはかなり強いと思います・・・が、縫い目はシーリングされていないので、完全防水ではないので注意が必要です。
まとめ
良い点
- とにかく激安
- 温かさの調整が容易
- ミトンの収納がしやすい
悪い点
- 縫製が適当
- ロゴがデカイ
ロゴが大嫌い民としては、ロゴがデカイのが凄く気になります。
あとは文句はほぼないです。
安いので雑に使えますし。
推奨はドライクリーニングですが、ガンガン洗濯機で洗濯していますけど普通に問題ないです。
流石に乾燥機はメンブレンが剥がれそうで使っていませんが・・・。
ロゴが無ければ100点満点なんですが・・。
また、ついでに2足で490円のランニングソックス
と790円のランニングボクサーパンツ
も購入しました。
どちらも薄手で、機能的にはスポーツブランドの専用品と遜色ありません。
それで価格は3分の1です!!超が付くオススメです。


ちょうど探していた方は、ランニング グローブ ミトンカバー付 EVOLUTIV V2
と一緒にオススメです。
過去のデカトロン製品のレビューも参考にしていただければ幸いです。

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