私ね。以前聞いてからずっと頭から消えない言葉があって。
どこかのコーカソイドのヨーロッパ人がね。
「私の国では靴も服と一緒に洗濯乾燥機に入れています」と言っていたんですよ。
多分、NHKか何かの生活情報番組だったと思うんですが。
それ以来やってみたいな、と思ってたんですが、家の洗濯乾燥機でやったら多分キツいお叱りを受けると思うんです。
という事で、靴は手洗い陰干しでずーーーーっとやってきたんですけど、これってホント面倒くさいんですよね。
いまはコインランドリーに、200円とかで靴も洗えるスニーカーランドリーというものも有るんですが、そこまで持っていくのが面倒くさい。
だからできれば洗濯乾燥機に10足くらいぶち込んで一気に選択乾燥できればうれしいな、と思っていたんです。
で、やってみました。
ついに。やってやりましたよ。
今日はその結果をお知らせします。
ランニングシューズを選択乾燥機で洗ってみた
ネットにも入れず、紐も緩めず、中敷きだけ外して、中敷きもぶち込んでみた。
靴裏の泥だけ軽く落として。
こんなに適当なの、なんとなくアメリカ人になった気分(失礼)。
汚れの落ち具合
1000キロは余裕で走っている二足目の初代アディゼロRC
アッパーは恐ろしいくらいキレイになります。プラスチッキーなアッパーも、ニット系のアッパーもすべて新品の様にキレイになった。
そして匂い。全くなくなりました。やっぱり乾燥が効いているのか、ホント無臭、むしろ洗剤の良い匂い。
因みに、洗剤も普通の洋服用洗剤。
もう一度言います、アッパーはめちゃくちゃキレイになります。
ただしソールの汚れはあまりとれない。別に良いけどね、底は。
靴の傷み具合
痛みます。アッパーは何てこと無さそうなんですけど、恐らく暖められた状態でソールが変な形で遠心力で負荷がかかったり靴紐に引っ張られて固定されるので、おかしな形になる。
1000キロは余裕で走っている昔の2足目のトレイルロック
あと、靴底、剥がれる。
それに靴紐がこうなる。
昔のオダギリジョーの髪型かよ。
次回やるとしたらの改善点
予洗い
靴底はブラシで軽く(本当に軽く)予洗いするとよさそう。
靴紐は外して洗う
靴紐の先っちょは熱に弱いし、そもそも靴紐していあると靴紐が他の靴に引っ張られたりして、靴に負荷がかかった状態で洗われてしまう。靴紐は外す。
洗いで一度止め、シューキーパーを入れて乾燥
靴の型崩れ、ソールの反りが出てしまうので、全自動ではなく、乾燥の前にシューキーパーを入れるのがよさそうだ。
こういうプラスチックのヤツや、新聞紙で良いかもしれない。
しかしそんなものを乾燥機に入れていいかは分からないのでそこは要確認かな。
乾燥が終わったらすぐに履いて冷めるまで立ってる
暖かい状態だとソールの接着剤が柔らかくなっていて、それがソールの伸縮性の違いで剥がれてきたりする。
それを避けるには温度が冷めるまでプレスしてやればよいだけなんですが、まあ履いていれば良いでしょう。
登山靴が久しぶりに履くとソールが剥がれ落ちるのも、加水分解も有りますが、接着剤の浮きも大きいです。
時々ちゃんと履いてあげましょう。1年を通して月に二日くらい履けば、10年くらいは平気だと思う、私調べですが。
逆に履かないと1年でもダメになります、特に車の中に入れっぱなし・・とかだと。
話が逸れましたね。
まとめ
安い靴、古いランシューは洗濯乾燥機にぶっこめ
ただし靴には悪い。
ソール剥がれにだけは要注意な。