今回は真面目な記事。
久しぶりに時間に余裕があるので、ランニングに関する分析。
サブスリーランナーとサブフォーランナーの間に跨る、大きな差について、データに基づいて検証していこうと思います。
まず、サブスリーとサブフォーには大きな差があるのは皆さんもご存知だと思います。
ただ、実際にその差がどの程度なのか?分かっている方はすくないですね。
私が集められたデータから、まず表を作ってみました。
サブスリーランナーは約180分以内、サブフォーランナーは約240分以内にフルマラソンを完走出来る走力を持っている方がほとんどです。
時速で表すと、以下の通りになります。
これは、時間で言うと、およそ1時間程度の走力の差が、サブスリーとサブフォーにはある、と言っても過言ではないとおもいます。
勿論、異論は有るでしょうが、データから、だいたいの傾向がつかめる、とは思います。
サブスリー達成は、サブフォー達成よりも1時間程度、早く走らないとならない可能性が高い。
ここまでは自信をもっています。
また、次のグラフを見て下さい。
このグラフは、サブスリー、サブフォーのタイムが、二つを足したものに対してどれだけの割合を占めるのかを現したグラフです。
なんと、サブスリー(180分)とサブフォー(240分)の合計タイム(420分)の半分をサブフォーが占めています。
という事は、比較的、サブフォーの方が大きい、と言えるのではないでしょうか。
以上の事から言えるのは、サブスリーランナーは、サブフォー達成時よりも1時間程度以上速い。
これは動かしたがたい事実です。
ただ、これはただの統計値です。実際には、サブフォーランナーとサブスリーランナーの差など、さほどないのかもしれません。
かつて東大の猪飼周平教授(現一橋大学教授)は筋肉に電気信号を送り、最大筋力と自発筋力の差を測る実験を行いましたが、平均31%、自発的最大筋力は電気的刺激による最大筋力を下回ったそうです。
「火事場のクソ力」といいますが、実際に人間の体は精神を凌駕できないのです。
しかし、これは厳しいトレーニングを重ねることで、生理的限界まで自発的能力の限界値を近づける事が出来ると思われます。
という事は、サブフォーランナーでも、気合さえ入れればサブスリー出来るってことです。
ということなので、私もサブスリー達成に向けて頑張ります。