カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

OSJ ONTAKE 100 反省と振り返り

 

レース振り返り

書かねばなるまい。

あれだけオンタケオンタケ言ってたんだから。

・・・。

結論から言うとリタイアしました。

 

1ループ目を回ってきた時間は予定通り。

しかし予定通りじゃないのが、もう全然走れない

二周目に出て、10キロくらい走ったり歩いたりしつつ、やはり時間内の完走は全く無理だと確認し、自分を納得させて引き返しました。

制限時間が25時間ならまだ奇跡でも起これば・・と思えましたが、24時間は全然無理。

リタイア。

 

大会当日。

三連休の初日はどこもかしこも大渋滞で、遅れる参加者も多数。

しかし選手受け付けも延長してくれました。

 

それにしてもOSJ ONTAKE 100。

会場にいるのは他のマラソンレースやトレランレースとはちょっと毛色が違う人たちばかり。

 

ランニング好きが行くところまで行ってしまって引き返せなくなったオジサンたち。

例えれば大阪城に入場した戦国の生き残りの猛者たち。

独立戦争に応召したフレンチインディアン戦争の生き残りの老兵たち。

女子供はすっこんでろ!みたいな雰囲気。

ただオンタケに参加する女性ランナーは男性ランナーよりも遥かに平均走力上です・・・。

 

予報によると、夜間は湿度90%越え。

ということは冷える山の上は間違いな濃霧・霧雨、多分雨と予想。

 

その通りになって、走っている間、汗が全く体温を下げてくれない。

日が昇ってきたら今度は皆さん、高温地獄に苦しめられた事でしょう。

私はその頃帰路、運転してましたけどね・・トホホ。

 

今回は装備も補給食もペース管理も何もかもうまくいきました。

ただ走力が足りてなかった。

 

忘れないうちに振り返り。

失敗した人間の記録の方が誰かの為になる事もあるでしょう。

 

トレーニング

昨年末にコロナになって以降、仕事が忙しかったり、仕事で脚を痛めてあまり走れなかったり、二度目のコロナを始め色々病気をして、しっかり走れる月が6月まで無かった。


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やっと復活した6月はポールを使ったロング走と傾斜トレミウォークに専念して、「登り坂で最後までキロ12分で歩けるようにしよう」と思ってました。

あとは平地をキロ7分、下り坂をキロ6分で行ければ間に合う計算。

しかしその平地を走れなくなるという本末転倒な事になりリタイア

アホなんですが、基本中の基本のロング走を、1月のマラソン以来、全然出来ていなかったのが大きな敗因だと思いました。

ただ、今回のトレーニングでポールウォークを自分なりにものにしたのは収穫だと思いました。

 

実際、レースでも登りでは抜くばかりで、抜かれることはなかったので。

自分の中ではこれは大きな進歩かも。

しかしまあ全然長距離を走れる脚を作れてなかったのは油断というか馬鹿というか。

歩きでは走れる脚は作れない。当たり前ですが・・。

次はとにかく走り込む。

ポールさえあれば疲労も少なく良いペースで登れるようになりました。これは今後の武器になる。

補給食


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補給食はこんな感じです。プラス、廃盤になったけど取っておいたピットインジェル。

一年間色々と試してみて、ネバネバのジェルは吐き気を催し安いが、半固形のジェルなら全然吐きそうにもならないし具合が良い、という事に気付き(あくまで私は、です)。

また、今回アミノ酸の効果を見極めたいな、という事で、飽和するほど摂ってやろう、という事で、アミノ酸を1日90gくらい摂ってみる事にしました。

 

メインは中部民にはおなじみのスーパー、バローの味の素のOEMのゼリー。


 

1個100円程度で167kcal、アミノ酸1.5g入り。そしてめちゃくちゃ飲みやすい。

これを毎周回4つ。

あとはアミノバイタルパーフェクトエネルギーを3つ。

セブンのわらび餅系いくつか。

 

これらをメインに、血糖値の低下を感じたらキャラメルを追加。

そして、大当たりだったのが男梅の干し梅。

電解質の補給に使ったのですが、美味しすぎてついつい食べちゃうレベルでした。

 

また、全部使い切ったので写真は有りませんが、メダリストも半固形タイプで、軽いわりにはめちゃくちゃ飲みやすいんですよね。

ただ100kcalしかないのでこまめに補給するのが面倒。

飲み物はアミノバリューのパウダーを見ずにとかしつつ。

 

これらで1時間200kcalを摂取していきました。

で、全然問題なし。完璧なプランだった。

装備

装備で失敗したな、と思ったのはワークマンの腹巻きくらい。

濡れると下がってくるので、雨の中のお腹の保温目的が全然果たせなかった。

 

 

アシックスのトレランタイツは快適過ぎて最高。もうショーツには戻れない。

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シューズはトラブーコマックス。

雨のレースですが、これも撥水スプレーをしておいたので全く靴下も濡れず、ほぼ完ぺきだった。

クッション良好、軽い、グリップ最高。

つま先の保護だけ、もうちょっと上まであると嬉しかったです。

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ソックス・ソフトフラスコはインナーファクト。

 

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スキンソックスは一生分買っておいてもいいと思っているくらい。

プロテクトJ1と併せたらもう無敵。

フラスコもやっぱり自立するのが嬉しい。

 

 

ザックはinov8の古い物。フィット感良くて前の収納の多いザックを10個以上試して、昔のinov8の5lバックパックにたどり着きました。

TシャツはMHWのシャツ。これも昔の物です。3週目からアシックスのアクティブリーズのシングレットに変えようと思っていましたが・・・。

 

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キャップはニコアンドのメッシュキャップ。


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これ、トレランキャップを真似て廉価ファッションブランドのniko andが作ったものですが、正直言ってすべてのトレラン用キャップより良いです。

深くて大きなサイズも私みたいな頭でか族にはありがたいし、ツバも長め、作りもしっかりしているけど小さく収納できるのでもはや離れられません。

ただ、乾燥機に入れるとツバが変形して直らなくなるので注意。

私は洗濯表示無視で乾燥機に突っ込んで、一個ダメにしました・・。

ヘッドライトはジェントスの新作。

 

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これはもう最高だった。300lmのミッドモードで朝まで、8時間ずっと光量が落ちない!!

上記のキャップにライトモジュールだけ付けて使ってましたからめちゃくちゃ軽い。

しかも替えのバッテリーも軽い。

その上、取り外してウェストベルトにも引っ掛けられるので、霧雨の中でもガンガン見える。

トレラン用に開発されたものではないので、多少工夫は必要ですが、最高の選択肢でした。

知ってたらコスパ良くなかったとしてもこれを買うと思う。

 

ウェストベルトはデカトロン・エバディクトのもの。

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やっぱりこれは良い。特にトレッキングポールの取り付け部分が凝っていてやっぱり最高。

 

そしてそのトレランポール。

 

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これは良い。

このカーボンポールは良いってレベルじゃない。めちゃくちゃ軽い、スムーズに使える、というのはテスト済みだったのですが、オンタケで雑にガツガツ使っても全然傷もつかない。

そしてコレくらい軽いと手に持って走っても苦にはならないんですよね。

何よりカッコよい。

超、超オススメです。

 

まとめ

と、今回はレースプラン・装備・補給食・体調とすべて満点に近かった。

このブログでも書いてきましたが、特に装備選びはドンピシャに良かった。

しかしトレーニング・・というよりも、まだまだまだまだ今のままじゃ刃が立たない事がよくわかりました。

来年こそは・・・と思うのですが、来月からめちゃくちゃ忙しくなるので、とてもじゃないですがウルトラの練習は出来なさそう・・。

 

とりあえず、途中リタイア、ろくにダメージも無いのでスピード練習から再開して、サブスリー達成に全力を注ぎます。

応援してくださった皆さん、声を掛けて下さった皆さん、ありがとうございました!!

 

あと、今回の参加賞Tシャツのデザインがハンガーノック。

カッコいい。着てみるとなおカッコいい。XL頼んで正解。

素材は綿なので普通に普段にも着られる。

 

リタイアした大会のTシャツをドヤ顔で着られるほど厚顔無恥ではないですけどね・・・。

 

最後にちょっとだけ心情を吐露しますとマジで消えてなくなりたいです。

自分でリタイアした時だけ落ちる深い場所って有りますよね。

来年は無理でも再来年かその次か。とにかく死ぬまでに完走したい。