このところ、毎日ロシア-ウクライナのニュースが気になっています。
ロシア・・・といえば、高原さん(唐突)。
私が今でも尊敬する人のうちの一人です。
高原、というのは実名なんですが、実名を出すのも、多分きっと許してくれるでしょう。
心の広い方でしたから。
高原さん。
昔私がバイトしているお店で、社員として私よりも遅れて入ってきたんですが。
ある日、彼が休憩時間直後に、頭がビショビショの状態で帰ってきたんです。
「ビショビショですよ!どうしたんですか!」と聞く私に、彼は言いました。
「いやー、ロシア人がおしっこを掛けてくれる風俗に行ったんだけど、シャワー浴びた後に乾かす時間なくて(テヘ)」
これが私が彼とまともに会話した初めてのシーンです。
お昼休憩にお昼ご飯を食べずに、風俗に行く。
しかもおしっこを掛けてもらうという。
詳細を訊ねると、どうやら(当時)全国的に有名なお店だそうで。
東欧系の女性のおしっこ好きの間では。
凄いなネットコミュニティ。
私は高原さんという人に衝撃を受けました。
それまでいろいろとぶっ飛んだ人に出会ったことがありますが、ある意味群を抜いています。
そしてそれをきっかけに仲良くなったんですよ。
ある日、高原さんに倉庫で言われました。
「カモシカ君。ちょっとブラのホック外れたから付けてくれない?」
なんでブラしてんすか。もちろん私はそう問いました。
すると彼は
「もちろんパンティーも履いてるよ!」
真っ赤なパンティー(もちろん収まりきっていない)を見せて貰いました。
凄い。本当にすごい。
ますます彼が大きな人間に思えてきました。
そんな素敵な彼ですが、女性のスタッフにはどうも嫌われがちで。
彼も仲良くなろうとして、色々と手は打っていたみたいなんですが・・。
そのお店は冷蔵庫にスタッフがみんな飲み物を置いていたんですが、彼は距離を縮めようとして、新人の女の子の飲み物を女の子がみている前で口を付けて飲んでみたり。
お局様扱いを受けていた女性社員のコートを着て帰ったり。
そういう努力も実らず、女性からは段々と嫌われていきました。
今思うと、本当に理不尽ですね・・。
男性たちはそういう真摯な努力をする彼が大好きで、皆が慕っていました。
彼は元プロレスラー志望で、その大きな風貌も有ってか、兄貴分の様な存在になっていきました。
ただ、彼の話で一つだけドン引きした事がありまして。
彼は片付けが全く出来ない人で、
ゴミ溜まる→転居→ゴミ溜まる→転居→ゴミ溜まる・・・を繰り返していたそうなんですが、毎回まず風呂トイレにゴミが溜まるので、風呂は風俗店かジムで、トイレは玄関で済ませていたそうなんです。
玄関でおしっこするんですよ!?信じられますか??
大は近所のコンビニでしていたそうなんですが、私の理解の範疇を超えていました・・。
ある日、「少女買春旅行に行く」と言って、タイに旅行に行った彼。
数日後、帰って来た彼は言いました。
「心から愛する人が出来た。結婚して彼女を日本に呼び寄せる」
いや、私は素晴らしい事だと思いましたね。
正直、少女買春、と聞いたときはもう付き合うのやめよう、とさえ思ったんですが、そうじゃなく、真実の愛に目覚めて帰ってくるとは。
さすが高原さん。
写真も見せて貰いました。
男。完全な、男。
高原さん「カノジョ、ニューハーフなんだよね」
いや、ニューハーフじゃないです。男です。おじさんです。
40歳くらいの、おじさんです。
どうして彼女、いや彼に惚れてしまったのか。
というより、少女買春に出かけて、何故におじさんと寝てしまったのか。
さすがにネタだろう、と思ったんですが、そこから彼はまじめになって、風俗にも行かず、休憩時間にカノジョに国際電話を掛けていました。
彼はその後、女性陣の「あんなヘンタイな人とは働けません」という圧力に店長が負け、依願退職という形になったんですが。
どうしているんでしょうかね。
きっと、今は幸せに普通の家庭を築いているんじゃないかと思います、あのカノジョと。