カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

志賀高原エクストリームトレイル レビュー(裏)

 昨日の志賀高原エクストリートレイルのレビューの続き・・・というほどのこともない。

 

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最初は面白おかしく書こうと思いましたが、面白おかしく書くモチベーションが沸いてきません・・・。

なので色々と、好きな様に書こうと思います。

 

初心者の方にはもしかしたら参考になるかもしれません。

そうでない方はすみません、時間の無駄です、そっ閉じ推奨!!

 

ultratrail.hatenablog.com

 

昨日のは所々、来年参考にして頂けるようなところを入れたつもり(あくまでつもり)ですが、今回の記事は完全に私的な話題と備忘録です。

 

 

受付終了五分前に到着!?

レース前日の金曜日。

ロングは前日受付のみ、夜19:00までの受付です。

私はこの日の為に2週間がかりで仕事を減らし、金曜日は半日で帰れる様に調整してきました。

そしたらあのアホ上司。

「手が空いているならあいつにこの仕事やらせろ」

と、直接私に言うとブチ切れられる為、気の弱い女性係長を通して仕事を振ってきやがりました。

私が半日で帰る旨は知っているにも関わらず!完全にただの嫌がらせです。

 

これは厳しいかもしれないな・・・なんて思って仕事を必死で済ましていると、先輩や後輩がみんなこぞって仕事の合間に私の手伝いをしてくれました・・・。

必死で減量している事や故障して意気消沈していたことを知っているからですね。

私はそのみんなの姿を見て半泣きになりながら仕事をしていました。

 

そんな感じだから当然仕事は半日で済ませられて、12:00には会社を出る事が出来ました。

すぐにマックで大量にご飯を食べて、高速に乗ります。

この調子なら4時半には到着する予定。

 

Spotifyで、楽しみにしていた某トレイルランナーのPODCASTを聞きながらの旅!

噂通り、とても面白い!

長旅も楽しく過ごせました。

 

ところが・・お土産を先に買う為に降りるはずの高速出口(小布施のスマートインター)が台風被害の為閉鎖。

 

まあいいや、と次のICに回る事にしました。

 

すると、google先生がルートを再編集。

しかし「問題ないだろう」と思い込んで、そのルートをそのまま確認せず、信じ込んで指示通りに進みます。

 

なんか南に向かっている気がしましたが、podcastが楽しくてあまり気になりません。

 

そのまま車を進めていくと、山田温泉に到着。霧が凄いです。10M先も見えないくらい。

「山田温泉ってどこだっけ・・・?」

でも、まあ、「志賀高原」行の看板もあるし大丈夫だろう、と考えていました。

 

後で気づきましたが、山田温泉の奥に「この先、笠岳から通り抜け不可」の看板があった・・・。

その看板に気づかず、道を進めます。するといたるところに台風19号の爪痕が。

崩落して狭くなっている道路。落石の跡。道路にあふれた水。

霧もあって、恐ろしい状況です。

しかしずっとそのまま酷い状態となった道路を進むと、笠岳頂上寸前で、完全に道路が封鎖されている!

 

google先生によると、志賀高原まで20分くらいの位置です!

う回路をさがしましたが、最初通るはずだった、北から迂回するしか方法はありません。

 

時間は17:00。

google先生でう回路を確認するも、何故かどうしてもこの道を通るルートばかり検索する。

PCだと簡単にルート条件変更できるのに・・。

もういい!と思い、自分の勘だけを頼りに進み、なんとか受付終了5分前に着きました!

 

本当に危なかった。

受付にはボランティアの方も沢山。

女性も沢山。

女性って、4,5人集まるとみんな美人に見えるのって私だけですかね?

私だけならいいんです、いいんですよ・・。

 

まあそんな感じなんですが、そのまま宿に行ってすぐご飯。

寝られなかったのも以前のブログで書きました。

 

 

睡眠不足とレースパフォーマンス

布団に入ったのは9:00くらい。それから起床する3:30まで、多分30分~1時間くらい寝たかな?

横にはなっていました。寝られなくても、布団の中で安静にしていれば体力は回復できる、というのは今までの経験から知っています。

じゃあ実際どうだったか?というと、やはりレースパフォーマンスには全く関係なかったです。

疲れやすいとか、アジリティが下がるとか、そういう事は全くありませんでした。

良くある、「頭痛、吐き気、めまい、足がつる」なども、全くありません。

今回、エイドのポテトチップスやまんじゅうなども食べましたが、最後まで胃腸はすこぶる順調、レース中発生した痛みも、ぶつけた親指の爪と、ふやけて水膨れになった足の裏くらいです。

ただ、脳みそが「疲れた」という信号を発するのか、糖分が不足するとメンタルは折れやすかった。

「走りたくない」と思っても、コーラを飲んだ2,3分後から復活するので、メンタル的な疲れなのは間違いなかったと思います。

もしレース前に寝られなくても、10時間程度の走行時間なら問題ない、と私は思います。

 

減量・糖質制限はパフォーマンスにどう影響したか

 

以前書きましたが、故障した7月末から、減量に取り組んできました。

 

ultratrail.hatenablog.com

 

減量でパフォーマンスが上がる、というのは皆さん異論は無いと思います。

私が実際に走って、減量によって得られたと思う効果は

  • 下りの足のダメージが激減
  • 登りが楽になる(特に後半に顕著)
  • 携帯食が少なくて済む

です。

最後の携帯食が少なくて済む、というのが多少意外でした。

今回消費したジェルは3つだけ。

スタート時に一本。

スタートから第一エイドの間に一本。

第二エイドから第三エイドの間に一本。

これだけです。

あとは各エイドでまんじゅうを毎回1個と、バナナ一切れ、ポテトチップスを少量。

私としてはかなり少量です。

それに、2時間以上食べなくても、少しお腹が空くだけで、パフォーマンスがほとんど変わらない気がしました。

脂肪を燃焼しやすくなっている??24時間若干の空腹を感じる様な糖質不足の生活を2か月以上続けてきた結果かも知れません。

 

という事で、私としてはレース前は今後、絶対に減量していこうと思います。

 

クッション性の無い靴で走れるか

今回使用したのは、超愛用しているinov-8のトレイルロック255。

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最近のものは少し重たくなってしまいました。

クッション性はかなり少ないですが、岩などからの突き上げを防ぐ為にソールが結構堅いので、岩場などでも使いやすいです。

6mmドロップで、いわゆるベアフットシューズの部類に入るわけなんですが、慣れてくると路面を感じやすくて、滑りにくい、転びにくい。

滑りだした瞬間が分かるので、回避行動に移りやすい。

最近はトレイルでも厚めのソールが人気ですが、私はこういう薄い軽い靴が好きです。

クッション性の高い靴は膝や足首にトラブルが出やすい(私は、です)ので、やはり今後も、距離が長くなっても薄いソールのシューズで行きたいと思っています。

ただ、つま先をぶつけた時に爪が死ぬのだけは本当に辛いですが・・。

それ以外は足の裏が痛くなったりすることもなく、快適です。

 

多分私たちの様な走力の無い人間こそ、薄いソールで怪我予防が出来る気がします。

自分の足しか知らないので、自身はないですが・・・。

 

休憩と補給食の取り方

ある方に教わった方法で今回は休憩と補給食をとりました。

  • 休憩は必ず座る。体じゃなく、メンタルを休める。
  • ジェルと飲み物を取るタイミングは10分ずらす。一緒に取ると吐き気が出やすい。
  • エイドでは自分が食べたいもの、飲みたい物を摂る。

今まで誰にも教わったことが無かったので、目から鱗でしたし、そのまま素直にやってみて良かった、最後まで体調は万全でした。

少なくとも、後10キロは補給なしで走れたと思います。

元々走力が低く、更に故障明けの自分としては超・上々の出来でした。

やはり凄い人は凄い情報を隠し持っています!!

隠さずブログに書けwwww

 

防寒対策と低体温症

やはり荒天時や強風下の稜線を走る時に生肌を晒す、というのは危険だと思います。

これはそういったランナーを批判しているわけではないです。

備えの良否の話です。

 

それで行ける人、早い強い人は素肌で行けばよいですが、我々鈍足ランナーはその後のパフォーマンスの低下にもつながるので、荒天時はちゃんとレインパンツまで履くのが多分一番楽です。

レインパンツなんて、立ち止まって脱ぐのは簡単なんですから。

 

今回、身をもって体験しましたが、レインウェア無しで走るのは、やはり相当危険です。

前回のブログで最終エイドのあと大雨に降られた、と書きましたが、その時私は上下レインウェアを着ませんでした。

 

結果、ゴールした瞬間、肩はガクガク震え、手足の指と踵の感覚はマヒしていました。

低体温症寸前ですね。

とにかく車に戻って暖房をガンガンにして着替えて事なきを得ましたが、これが山のど真ん中だったら、と思うと恐ろしかったです。

レースに甘えました。

やはり低体温症は恐ろしい。

だからこそ、必携装備にも、この季節のレースには「防寒具、レインウェア」と書かれているんだと思います。

 

オールアウトの話

最近、スポーツ系のはてブ界隈で久しぶりに1000ブクマ付きそうな記事が出ました。 

 

私はレース後に必ずオールアウトしたい派です。

最も身体が弱っている時にオールアウトすることで、「自分はタフだ」と思い込むことが出来ます。

 

しかし今回は、受付に間に合わず、関門突破できませんでした。

残念ながら諦め、来シーズンに合わせ調整を進めたいと思います。