カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

今年も登山シーズンが始まる。あとアイゼンについて

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今年も登山シーズンが始まります。

昨年は新型コロナウイルスの対応で、開かれなかった山小屋もあり、また、富士山をはじめ、登山自粛を呼びかける向きもありました。

 

今年は新型コロナウイルス対策を行った上で富士登山も可能となり、また、日本中の山小屋も営業される様です。

 

すれ違う時はマスクをしましょう、みたいな雰囲気とか、「ちょっと違うだろう」と思う事は多いですが、まあなんとも良かったです。

 

それにしたって「県外ナンバー」という言葉が流行語になっているくらいの世相ですから、田舎の人たちの登山者に対する目は厳しいと思います。

 

去年はクソみたいなマナーの初心者登山者が多かったですし、私の地元でも。

 


マナーの悪い登山者、ランナーなんていつでもどこでも一定数いますけど、去年は明らかに初心者のマナー違反、ルール違反が多かった。

今年はその初心者がマナーを学んでまたこのマイナーな山に来てくれればこれほどうれしい事はないですが。

 

さて、これから残雪期の登山が始まるわけなんですが、中央アルプスの状況は

 

  • 4月まで 1500Mくらいから残雪アリ。
  • 5月まで 2000Mくらいから残雪アリ。
  • 6月まで 2500Mくらいから残雪アリ。
  • 7月まで 稜線近くは残雪アリ。

 

だいたい毎年こんな感じだと思います、去年は諸事情あって夏までまったくいけなかったので聞きかじった話ですが、昨年は2か月近く前倒しだったみたい。

 

今年はそのまま、上に上げた感じになりそうです。

 

まあアイゼンが必要か、と言われると、ぶっちゃけ凍ってなければアイゼンなんて必要ないし効かないから意味がないので、梅雨の時期に入ったら中央アルプスや南アルプスでアイゼンなんて必要ないのかな、とも思うけど人それぞれだから鵜呑みにしないでほしい。

 

というか軽アイゼン自体、使いどころが・・。

何度も書きましたけど、10本爪、12本爪と比べて、軽アイゼンは歩行が難しすぎます。

何せ、土踏まずの部分だけに突起が付くことになるので、もし岩の上に立ってしまったらバランス崩して・・・みたいな事が容易に想像出来る。

 

たまに残雪期に表れて絶望する、溶けた雪の表面が寒の戻りでつるっつるに凍った斜面なんて、私にとっては12本爪アイゼンとピッケルでも冷や汗かいて登る難易度ですから、軽アイゼンくらいしか持っていないなら引き返した方が無難だと思う。

 

そういう意味で軽アイゼンは・・。持っていますし持っていく事もあるけれども。

お守りに近いかも。

チェーンアイゼンの方が登場回数は間違いなく多いと思います。

平地の凍結路なら最高に使いやすいし。

あと、グリベルのスパイダーね。

 特にトレランの人には最適かと。

 

軽アイゼンの定番のエバニューのヤツは、私も持っているしほとんどの靴にちゃんと合うけど、これで雪だと思って岩だった、とかいうパターンだとホント怖いんですよ。

 

よく残雪期ツアーなんかである

  • 持ち物:軽アイゼン

は、要は「滑ったら自己責任な、知らねーからな!」というメッセージ以上の意味は無いと思ってよいです。

 

あと、話は変わりますけど、底の堅い3シーズン登山靴が最近少ない??気がする。

 

私は寒さに強いので(逆に暑さに死ぬほど弱いのは最近知った)、3シーズン用の登山靴で長時間ラッセルも平気なんです。

 

ただ、3シーズン用の登山靴でも底が硬くてアッパーも強くないと10,12本爪アイゼンを付けられないので、いわゆる「本格登山靴」みたいな登山靴です(伝わるかな)。

アルパインクルーザーでいったら2000くらいのヤツ。

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アルパインクルーザー2000に12本爪が付けられるかどうかは知らないので注意(外れやすかったりするから心配な人はセミワンタッチ+踵にコバのあるアルパインクルーザーにした方が無難)。

 

というか以前は主流だった、これくらいのヤツ(曖昧な表現で申し訳ない)が絶滅してきていますね、山で。

夏だともっと軽そうなミッドカット、ハイカットの登山靴が主流だし、冬だと初心者向けの山でさえ厳冬期用のごっついスポルティバとかが多くなってきています。

 

金あるなみんな・・・。

 

そうそう、話は戻りますけど、「自分は寒さに強い」と言いましたが、恐らく父方が北方の人間ばかりの血筋なので、その影響だと思います。

 

で、その寒冷地に強い人間の特徴は

  • 指が短い
  • 耳が寝る
  • 胴長

らしいです。そのままワイやんか!!

指はかみさんと同じ長さだし、耳は寝ているから少し遠いし、足の長さも日本人の平均以下です、身長は平均以上なのに!!

 

そして暑さには弱い。ホント弱い。みんな同じだと思っていたから、自覚したのは最近です・・。

思えば4月の道志村で熱中症みたいになったり。

人の5割増しで水分が必要でかつ汗っかきだったり。

 

強くなるために38度の中走り続けたりしてみたりしてきましたが、なかなか改善しません。

 

だからフルマラソンの勝負レースも真冬のド真ん中のレースを狙ってたんですが、開催しないしもうつらい。

 

という事でとりとめのない記事でした!

 

ultratrail.hatenablog.com