YAMAPとかヤマレコで以前から気になっている事がある・・。
11月~3月くらいまでの期間、登山記録を見ていると、よく寄せられるコメント。
「登山口までノーマルタイヤで行けますか?」
ちょwwwww
突然知らない人に聞かれても「やめとけwwww」としか言いようがないです。
山の路面状況は毎日変わる
山の路面状況は毎日変わります。
平地で雪が降らなくても、山だけ雪が降る事なんてよくあるし、雪が降らなくても、溶けた雪解け水が夜の間に凍って、路面が一面凍結している、なんて事も良くあります。
もしその日、ノーマルタイヤで行けるような状況であっても、次の日にも行けるとは限らないし。
そもそも、まったく同じような路面で、同じノーマルタイヤであっても、駆動輪や車の重さで全然違うし、それこそ運転者のテクニックでもまったく違ってくる。
それなのに、他人にその判断を訪ねる、というのは、無謀としか言いようがない。
しかし、その無謀な人が本当に多い・・・。
凍結路の林道を走るのに必要な最低装備
積雪があったり、凍結する可能性のある林道を走るのに最低限必要な装備はなんだろう。
スタッドレスタイヤは絶対に必要だと思います。
スタッドレスタイヤ無しに積雪路の山道を走ろう、なんていうのは無謀に過ぎる。
しかし、スタッドレスタイヤだろうが、つるっつるの凍結路では滑る。
急斜面や道自体が幅方向に勾配がある場合、スタッドレス履いているのに、コントロール不能になって横滑りして斜面に向かっていく、なんて事は普通にあります。
多分、多くの積雪のある地方の人がそうだと思うんですけど、スタッドレスタイヤで4駆の車であっても、山道を安易に行こうとは思わないはずです。
安心して向かうには、ちゃんとしたタイヤチェーンに脱出マット、あとは助手が一人欲しいな、と思うのではないでしょうか?
ただし、ちゃんと練習しておかないとチェーンを付けられないし、自分の車の駆動輪すら知らないと、チェーンの意味すらないです。
脱出マットも脱出したはいいけどすぐ止まったら意味ないし。
そもそも、林道だと簡単にUターン出来ないので、やっぱり安易に行かない方が良いのです。
私の場合
じゃあオマエどうしてんの?って話ですが。
私の場合、冬もほとんどソロなので、超臆病です。
車はエブリイのパートタイム四駆なので、かなりの走破性がある上、スタッドレスタイヤを冬期は履いていますが、その上で、
- 夏に行った事のある登山口しか行かない
- 林道の積雪が30cmくらいまである様ならそこで引き返す
- 全面凍結路が続いたら引き返す
- 脱出マットは必ず持っていく
としています。
2回に一回は登山道に行くまでに帰って来ますからねww
パートタイム四駆、いざとなればチェーン、なんで、多分行けるんですが、所詮、多分ですし。
という事で、「私、ノーマルタイヤなんですが登山道まで行けますか?」とSNSで聞くのは止めましょう。
聞かれたら、懐かしいAAを貼っておきましょうね。
(´・ω・`)知らんがな