登山口へのアクセスに車を使われる方は多いと思います。
特に8,9月は、休日だと人気の山の登山口にある駐車場は、ここ数年ギュウギュウです。
前日からの車中泊、まだ降りてきていない登山者の車などが有って、朝早く到着しても空きが無い・・・なんてこともザラにあります。
登山口の駐車場は、駐車線の無い場所がほとんどなので、「軽自動車なら泊められたのに・・・。」という事も。
また、登山口までの道でも、軽自動車ならギリギリ止められるスペースがポコポコある事も。
もちろん、待避所じゃなくて、突っ込めるトコじゃないと、邪魔になりますが。
だからスペース的に、軽自動車がオススメです。
また、車中泊が出来る車だと、圧倒的に有利になります。
登山者は夕方にかけて下山してくるので、一番駐車場が開くのは日暮れ頃なんです。
そこで到着し、車中泊してしまえば、ほぼ必ず、どの駐車場でも確保できます。
人気の登山口駐車場にはトイレがあるので安心ですし、慣れれば意外と快適です。
ただ、駐車場でバーベキュー始めたりするのはいただけませんが・・・。
一度だけ、そんな人たちを見ました。
車中泊となると、やはり広めのバンタイプ、もっと言えばフルフラットになるものが良いです(当たり前か)。
そして私の場合、雪山も齧るし、不人気の山にも行きます。
これが結構大変で、登山口までの林道がでこぼこしてたり泥道だったり、冬は急斜面で凍っていたり積雪がとんでもなかったりと、スタッドレスでもFFやFR車だとかなり厳しくて、普通の生活四駆でも無理な場所が多いです。
だからそういう登山もしたい方は、やっぱりある程度のオフロード性能を持った四駆で無いと、登山口前で敗退する、ということが多くなります。
そこでオススメしたいのが、軽バンです。しかも、ちょっとだけリフトアップします。
こんなかんじ。
この動画の様に、パートタイム四駆を選ぶと、ぐぐっと悪路走破性が上がります。
私のマイカーも、この動画とほぼ一緒の、DA17Vエブリイバンのちょいアゲ仕様です。
スプリングで2,3センチ、タイヤの大径化と合わせて5センチくらい上げています。
四駆モードで走れば、凍結路の傾斜10度程度ならどんとこい、という感じでした。
15度くらいもいけました。
積雪路も40cmくらいまでは経験があります。これもクリア。
バンタイヤは細いので、積雪路ではしっかり噛んで無類の強さを誇ります。
泥道、でこぼこ道は、タイヤを大径化した事、ちょいアゲによる最低地上高が上がったことで、安心して進めます。
出来ればマッドテレーンタイヤだと更に安心。
ちなみに、これ以上リフトアップしても、相当構造を変えないと最低地上高が変わらない為、むしろ悪路走破性は落ちるそうです。
そして車中泊車としての適正も、最高です。
バンタイプなら、完全にフルフラットになります。180×100以上の完全なフルフラットのスペースができます。
なんなら畳をひいて、シングルの布団を置けば、完全に家にいるのと変わらない寝床の完成。ダサいけど。
最後に車体の小ささ。林道でも軽同士ならスレ違いが容易だし、駐車スペースも探すのが簡単。
そしていざ登山!というときに小雨が降っていても中で着替えたり、後ろのハッチを開けば簡易的な屋根になるので便利。
https://www.suzuki.co.jp/car/every/capacity/
他にもいい車、かっこいい車は沢山あります!
登山口にはまるでアウトドアカーの見本市の様にかっこいい車がたくさん!
でも!でも!
狭い登山道を行くには、絶対軽バンがオススメです!
だって安いし!飛び石で傷ついても気が当たって傷ついても気にならないもんね!
貧乏人が開き直ってる訳じゃないですよ!
・・・きっと。