東京マラソン ランナーが植栽に「立ち小便」動画が物議…運営は「重く受け止める」と憤り(女性自身) - Yahoo!ニュース
私が出たのはもう5年以上前ですが、その時もスタート時、ゴミは大量に捨てられていました。
さすがに立ち小便は目にしませんでしたが・・・。
今回、50分トイレに並んで待っても小便出来ずにスタートした、というツイートをしている方もいたので、いつもよりも混んでいたのか。
動画を見る限り、立ち小便をしていたのは外国人ばかりに見えますし、文化の違いも否めない。
スタートブロックにも仮設トイレがあるとはいえ、皆さん直前に行きたいので、どうしても数は不足するんですよね。
いやしかし、もう10年以上やってるんだから、いい加減トイレ問題くらい解決しろよ、と思います。
そこで思ったんですが、災害用の下水直結式のトイレを設置できるようにしたらどうなんでしょうかね?
引用:アロン化成
スタート地点は都庁の目の前。基幹下水管も通っているはずなので、大量に敷設できると思うのですが。
一度設置してしまえば、トイレマンホール自体は何十年も使えますし。
簡易水洗式の仮設トイレは汲み取り費用や設置費用も含めるとひとつ20000円くらいは掛かるそうですから、一度に大量に、それこそ数百設置するなら10年も掛からずペイ出来そうです。
特に、男性のおしっこ専用にするなら一つ一つを覆う必要は無さそうですし、女性にだけ一つずつ覆いの有るトイレを設置すればかなり費用も節約できそう。
なにより、そのまま災害用のトイレとして利用できるのがめっちゃ良くないですか???
そういえば何年か前、「東京マラソンは有事の際の避難シミュレーションとして行われている」などという都市伝説が流布しました。
だからというわけではないですが・・・。
しかしどう考えても大災害の起きた時、新宿の様なビル街は糞尿地獄になると思うんですよね。
ビルの貯水タンクはすぐに底を付くし、下水管も破損が多いでしょう。
そうなるとビルのトイレは全く役に立たない、という可能性も充分にある。
しかし下水直結型の仮設トイレなら、上流側に巨大な雨水タンクでも用意しておけば、恐らくかなり長期間使えるのではないでしょうか。
そう考えると、トイレの設置シミュレーションとテスト、改良を毎年行っていけるわけで、とても良さそうに思います。
それが良ければ、新宿どころかゴールの東京駅周辺にも設置して。
渋谷や品川、地方都市の中心部にも設置していければ良さそう。
いや、想像してみて下さい、自分の働いているオフィス街が糞尿だらけになったら、と。しかも災害時。
特に女性にとっては死活問題です。
震災で女性が安全清潔なトイレを求めて一人避難所外を出歩いてレイプされた・・・という事例も有りますしね。
そしてスタート地点に脱ぎ捨てられた大量のカッパや上着、それとゴミ。
こちらもマナー違反だ!と批判されています。
でも待ってほしい。
ちょっと余裕を持って、ほとんどのランナーはスタートブロックで一時間くらい待機しているんですよね、寒空の中。
だから防寒具を着ていたい気持ち、走る時は捨てたい気持ちも分からないでもないです。
というかもうずーーーーっと同じ事が毎年起こっているんだから、スタートブロックにゴミ箱設置すればいいのに、もっと。
あれだけお金ふんだくっておいてそれくらい用意してくれてもいいじゃん、という。
そうじゃなくて環境負荷の問題なら、大量のパンフレットとか配っておいて、「ゴミは持ち帰りましょう」はナンセンスですよ。
もしくは巨大なビニールハウスを設置してスタートブロックを囲ってしまえばいいのに。
ビニールハウスじゃなくても、なにか大きなテント的な物と簡単な暖房設備も有れば、これも災害時にそのまま避難所として展開できると思うんですよね。
阪神大震災でも東日本大震災でも避難所が不足していたそうですから、やはり日本中どこにでもすぐに展開できるような大規模なテントの設営技術と設備があってそれを毎年テスト出来る、というのはなかなか良いと思うんです。
本音を言うと大してスピードなんて変わらないんだからウェストベルトして走ればいいのに、とは思いますが。
私は東京マラソンはウィンドシェルを羽織って、直前に脱いで腰に巻いたフリップベルトに入れて走りましたし、冬季のレースではほとんどそんな感じです。
でもホント、毎年毎年同じ事を繰り返して、トイレ不足とゴミ箱不足をランナーに強いているのは本当になんというか・・。
それでランナーの意識不足とか言っているんだから謎です。
だとしたら運営の能力不足はどうするんだ、という。
話戻しますけど、おしっこを我慢して、したいまま走り出したって最初の何か所かはトイレ激混みですからね?そこで漏らすよりはよほどいいだろ、と思いますが。
殆どのランナーは東京マラソンを走るのは初めてなんですよ。
対して運営はもう何度も何度もやっていますよね??
いい加減学べ。
そして今のままだと絶対に東京を大地震が直撃した時、壮絶なトイレ不足になるのではないでしょうか。
下水処理施設も耐震化を進めていますが、最悪の場合はそのまま排水してしまえばよいだけなので、問題は管きょです。
想定では東京区部の下水管きょの被害は最大で27%程度となるそうです。
ただ、非開削耐震化工法という掘削を必要としない耐震化工法ですでに耐震化を進めていて、特に避難所近辺は優先して施工している、とのこと。
しかしながら東京都23区で五千か所程度しかマンホールトイレに使えるマンホール・マスはないそうですから、どう考えても現状では不足しそう。
しかもその場所も、存在すら知らない都民がほとんどでしょう。
もし例えば新宿都庁前、東京マラソンスタートブロックに500個の下水直結トイレ用マスが設置されたら、東京マラソンに関する報道で取り上げられるでしょうし、周知もされそう。
それを機に都民が自分の家・職場周辺の災害用トイレに関心を持てば一石二鳥では。
脱糞に関しては第一人者の私の言う事ですから、とにかく百合子たんも聞く耳をもってほしいな、と思いました。