最近、ミニマリストを目指しています。
いや待て。わかる。
お前らがミニマリストをバカにする奴らばかりなのはわかる。
オジサンとはむしろ無駄に物を集めたくなるものだからな!
私も例にもれず、気付いたら途轍もない量の服、工具、山道具、本に囲まれていました。
昨年末、一念発起して、必要ない物をメルカリやヤフオクなどで売り、1000円でも売れ無さそうなものはほとんど捨てました。
服は多分200着近く処分したし、本も半分になりました。
山道具はほとんど売れて、5分の1くらいになりました。
いまならトランク一つだけで・・・とは言わない物の、大きなトランク二つに私の私物は入り切りそうです。
で、そうなると物を増やしたくないんです。
もちろん家族の物は大量にあるんですが、自分は常に身軽でいたい。
管理も楽だし、自分が死んだ時に家族も大分楽なんじゃないか、と思います。
いつでも今の生活から逃げられる状態、っていいですよねマジで!!
あとは金の喜平ネックレスとロレックスを買っていつも身に着けておけば、いつ人を殺しても台湾に高飛び出来るので安心です。
石垣島にはロレックス1個で台湾の船とリレー式で逃がしてくれる漁師がいるそうですから。
あ、これは北方謙三の小説の知識ですけどね。
好きだったんですよねー、北方健三。
私って生まれも育ちも今も底辺なんですが、兄貴が友人から借りて来た信長の野望シリーズがきっかけで、小学生の頃から戦国時代と三国志時代の小説を漁るようになり、中学生で北方ハードボイルドにハマって。
まあお恥ずかしい少年時代を過ごす中でも小説は貪るように読んでいたので、それが今でも生きていると思っています。
このブログもある意味ハードボイルドじゃないですか???違うか。
どちらかというと純文学テイストありますもんね。
でね、その北方ハードボイルドの主人公たちのお決まりなんですけどね、社会で暮らすうちに溜まった垢を落とす描写があるんです、必ず。
檻から出る瞬間、と言いますか。
ある男にとってはチンピラを半殺しにしてしまう瞬間とか。
ある男は毎日ランニングをしてボクサー時代の身体を取り戻す、とか。
単純に女と別れる、とか、男と別れる、とかが垢を落とす瞬間だったりもします。
でもね、彼らはみんな、やっぱり荷物は少ないんです。
垢を落とした瞬間、走り出せる量の荷物じゃないとやっぱり物語の主人公にはなれないのかな、と思っています。
物語を紡ぐうえで、
「敦は男を殴ってから変わった。
ここからいち早く抜け出し、本来の自分になるのだ。
そこで、まずは洋服をまとめて捨てて、高そうなお酒を1週間かけて飲み、安いお酒は捨てた。
プレミアのついてるコラボもののエアフォースのコレクションはメルカリに出すとすぐに売れ出した。・・・・」
とかじゃサマにならないんですよね。
だいたい、一張羅だけ羽織り、現金をかき集め、同居女性に「表のメルセデスだけは貰っていく。あとは君の好きにしてくれ。ハンコも置いていくよ。」などと言って、女の人は「あとは、って、あなたの荷物なんてほとんどないじゃない」とか言うんですよ。
ここでもたつくわけにはいかない。
以前の私なら「もう出てくよ。表のエブリイだけは貰っていく。あとは君の好きにしてくれ。ハンコも置いていくよ。」とか言うところです。
でも妻に
「あの大量の服と山道具どうするの??処分してから行ってちょうだい」って言われてジエンドですよ。
今なら「行くのね。良いわ。で、晩御飯は要るの??」って言われますねきっと。
それくらいスッキリしています。
・・・と思ってたら実は今、山用のテントで悩んでいて、今の我が家にはテントが3張りもある。
このことが超イライラするんです、考えると。
不要なものがあるのが耐えられなくなってきた。
一個買ったら一個処分したい。
笑っていましたけど、ミニマリストの気持ち、物凄く分かるようになりました。
最近は無駄に多いUSBメモリとかPCをどうにかしたい。
あと、ブログとwebサイト。
もうほとんど更新していないブログも含めて無駄に沢山あるので、集約したい。
その時カモシカロングトレイルがあるかどうかはお前たちがアフィリンクから物を購入するかどうかです。
購入するかどうかです。
大事な事なので2回言いました。
そういえば一緒に飲むたびに「カモシカのアフィリンクは絶対に踏まねえ」って豪語するヤツがいるんですよね、ネムネムって言うんだけど。
金持ちのクセに許せねえ。
アマギフ買ってコードを私に送ってくれたらなんかWIN-WINじゃんね!!ばかあ!!