今回は知る人ぞ知るトレッキングポール。
いや、トレランポールを紹介します。
重量なんと片側で公称120g(110cm)!!
価格はワンペア79$!
メーカーは3FULgearです。
日本ではほぼ無名ですが、知っている人は知っている。
母体がどこかは不明です。
中華メーカーですが、ウルトラライト系のこp・・リプロダクト・・・でもないか。
とにかく既存
のUL系の商品に良く似たものを作って売っているメーカーです。
一番有名なのはコレ、ランシャン1pro。
え?ち、違いますよ、何言ってるの!!月が六つ???何それ、そんなメーカーしらないんだから!!
まあとにかく、そのクオリティの評判は全然悪くない。
むしろ、かなり良い。
だから、上記のT1-Zポールも気になっていたんです。
しかし、いつまでたっても誰もレビューをしない。しろ。買え。
そう思ってもう1年経つので、買っちゃいました。
ということで、人柱レビューだこらああああああ!!!
3FUL gear T1 Z-Poles レビュー
公式サイトで購入後、10日くらいで到着。
ちなみにここでは書かないが、色々とあるので、心臓に毛が生えていない人はオススメ出来ない。
また、直接クレカ情報を入れず、paypalをやはり通すのは最低限やっておきたい。
開封後、ドン。
まあ普通。ひと昔前の様に臭くはない。
昔は中国や韓国から何か買うとダンボールが異常に臭かったんだけど、中国のダンボールは匂わなくなってきた。
でもね、まあ期待せず開けてみたんですよ。
・・・アレ????結構良い、だと・・?
すごく高級感がある。むしろこんな高級感、感じたことがない。
物凄くしっかりした材質。接合部のチタンもいい感じ。
これがカーボンの質感。
いや、中華カーボンとは思えない。めちゃくちゃカタいです。表面も傷つきにくい。
というか高級感凄い!!これは・・・日本のカーボンポールよりも良いのでは・・・?
グリップのEVAはしょぼい、安っぽい。
多分、使っていくうちにテカテカになるでしょう。まあそんなものよな。
テープも安っぽい。コレはかなり安っぽい。
でもまあどうでもいいです。
作りは精巧。
驚くほど良い。
そして気になる重量。
114グラム!!!
これは世界最軽量級では・・・?
110cmの3つ折りでは107gのマウンテンキングのトレイルブレイザースカイランナーというものがありますが、これはまあちょっと質感が好みでは無いのと接合部のカーボンをちょっと信頼できない、というのがあって購買意欲はそそられません。
それなのに高いし。
これは中華製なのにめっちゃカッコいい・・・。
こういうの、日本のメーカーから出てほしかったな・・・。
実際使ってみて・・・3週間レビュー
実際に使用して見ました。主にロードと林道。
まあ、とにかく軽い、軽い。
あと、しならずに、硬いのでグイグイ進みます。
ダイレクトに手から力が伝わる。
その分、接地の時の衝撃はダイレクトに握力を削いでいくので、やはり登り専用のポール。
もちろん、下りやテクニカルな場所では破損が怖くて使えません。
岩と岩の間に差しちゃったらポキっていきますね、普通に。
しかしやはりチタンの高級感がヤバイです。凄く所有欲を満たすアイテムだわ、これは。
ただ、そのチタン接合部、精度にバラつきがあるのか、ちょうどキツ目に収まる箇所とゆるゆるの箇所があります。
といっても、ショックコードを引っ張ってしまえば抜ける事は無いので一緒なんですが、微妙に気になります。
でも、気になるのはこれくらい。
総評
中華製品、舐めたらいけまへん。
これは現行のすべてのトレランポールの中で、特に私が探していた理由、つまりオンタケ100マイルの為に使うと考えると、一番良い答えかもしれません。
アリエクだとほとんど見かけないので、公式から買う事に心理的な障壁の無い人は、買ってみても損はしないと思います。
ただ、カーボンポールはどんなものでも、ある日突然パキってしまうものです。
ダメージが蓄積して割れることも多いので、そういう人はヘリテイジのウルトラライトトレイルポールがアルミ最軽量なので、こちらを選ぶのも手かも知れません。
他にもマウンテンキングのアルミポールも実測135gと人気。
とにかく安くて軽い物が欲しい、という方は折れても惜しくない値段のネイチャーハイク。
という事でまた面白い物を発見したらレビューしたいと思います。