※カモシカは登山やトレランをする方には強くココヘリの入会をオススメします
おさらい:ココヘリとは
ココヘリとは、簡単に言って、パッシブに電波を発するSDカード大くらいの端末を持ち歩く事で、ヘリからすぐに発見してもらう為のサービスです。
ココヘリ端末の使い方は?
使い方は簡単で、USBで充電しておくだけ(旧タイプのものはスイッチをオンにする必要があり)。フル充電(環境によりますが2,3時間で済みます)しておけば2か月くらいは電波を発し続けれくれます。
注意点としては完全防水では無いことと、身体の下にあると電波をキャッチしずらくなる事。
なので私は、体の下に入りにくいザック上部、かつジップロックに入れています。
具体的にはエマージェンシー装備と一緒に持ち歩いていますね。
ココヘリを持つ2大メリット
メリットは大きく分けて二つ。
ひとつは、待ってさえいれば必ず救出して貰える事。
道迷いやケガをしたのに無理をして動き回り、更に酷い事故に遭う・・・というのが遭難死パターンの一つとしてよく見られますから、これを防げるということはかなり安心できますよね。
もう一つは、遺体を回収して貰えるという事。
死体が出ないと、最悪加入している保険の死亡保険金が7年間出ませんし、遺族年金も出ません。
それどころか、住民税だの国民年金だのまで払えと言われたり会社の手続きも煩雑になったり・・・。
本当にロクな事がありません。
この二つだけでも、途轍もないメリットです。
私としては、時々でも山に行くなら、他の保険を減らしてでも入るメリットがあると思います。
ただ、登山届を出すのは必須です。登山届が出されていないと、そもそもヘリがどこを飛べばいいかもわかりませんから。
出さなくても、家を出発する前に、家族に「〇〇県の〇〇山に〇〇登山口から入るよ」とメッセージを残すくらいは絶対にしておいた方が良いと思います。
で、大きなメリットのあったココヘリなんですが、JROを買収し、なんとココヘリ加入者はJROの登山保険が付帯する様になったのです!
JROの保険付帯後の費用・年会費の変更点
JROの保険がもれなく付帯する事で、ココヘリ⇔家族⇔保険会社の面倒な確認ややり取りがなくなり、捜索までかなりスムーズになる事が予想されますし、更新なんかもホント楽になります。
しかもなんと、既存会員は追加費用無し。
私の場合は旧シンプルプランなので、年間4025円で登山保険までついてきます。
スタンダードプラン(Bluetooth付でスマホから捜索も出来るプラン)なら5500円のままで登山保険が追加されます。
JROの保険料が年間2000円+事後分担金平均700円ほどで年間2700円かかっていたので、私の場合は1300円でココヘリサービスが適応され続ける事になります。
スタンダードプランの人でもめっちゃお得だし。
そして意外とありがたいのが、アウトドア用品補償。
ガーミンがぶっ壊れたとかテント盗まれたとかGoPro割っちゃったとか、3万円まで補償されます。
個人賠償責任保険もついているので、クダリをぶっ飛ばして走って登山者を倒しちゃって頭打って殺してしまう、みたいなクソ野郎のトレイルランナーにもオススメ。
でもそういうトレラン野郎は火星かどこかで走るのがオススメ、人いないからね。
山岳保険は皆さん入っているだろうから、今回の変更で、ココヘリ自体は負担感的には県民共済とか自転車保険を追加する、程度の感じ。
ココヘリ必須のトレランレースも出てきているし。
あと、スタンダードプランならBluetoothでつながったスマホから場所を探せるので、無くしやすい物や車、自分の子供に付けておけば万が一の時に探せて安心。
また、キャンプなんかのアウトドアでの活動の際、子供に付けておくと神隠し的な行方不明の際も、恐らくは警察からココヘリ出動要請が出てくれると思います。
契約には本人の捜索しか入っていませんけどね。そこはアレです。
【クーポン】ココヘリの入会金が無料になる紹介コード
これまでは非常に面倒かつ個人情報を晒さないと紹介出来なかったココヘリですが、2022年10月より、紹介コードを入力するだけで入会金が無料になるクーポンコードが会員全員に発行されました。
紹介した側にも、次年度の年会費が1,100円割引になる特典がありますので、ココヘリを検討している方で、もし仲間にココヘリの会員がいる場合は、クーポンコードを訊いてみて下さい。
ちなみに、わたしのクーポンコードは 16984 です。
いや、使ってくれなくてもいいんですよ?
でも、16984 なんです。
ホントお願いします。マジ。
ええと、また、なんども紹介しますけど、ヤマケイの遭難ドキュメンタリー、めちゃくちゃ勉強になるので読んでみて下さい。
多くの図書館にもあるので、無料で読めると思いますし。
さあ夏本番、みなさん今年も生きて帰りましょう。