独アディダスが「リーボック(Reebok)」を売却すると正式発表した。2006年にリーボックを買収して以降、スポーツメーカー世界1位のシェアを有する米ナイキへの追撃を狙ってきたが、近年はリーボック事業の不振が続き、立て直しを断念するかたちとなった。
ちょっと前のニュースなので今更ですが。
そもそもスポーツメーカー再編の中で立ち位置を作れなくてアディダスに買収されたのですが、潤沢な資金をもってしても、難しかったのか。
アウトレットとかでアディダスの店舗に併設されているリーボックの店舗はよく行きましたが、「ひえー、安いな!」と思うほどの値引き。
しかも「今なら2点購入で30%OFFです!」などというタイムセールが突然始まる・・。
結果、アディダスとほぼ同じ製品でも3割引きくらいになっちゃうんですけど、それでもみんな買わない。私も買わない。
確か数年前まで「派手・不良っぽい」感じの商品が多かったのですが
こんな感じのヤツ。これはこれでカッコいいけどおじさんには厳しい
なぜか最近、「かわいい路線」に変更していました・・。
かわいい、というか、より流行の80年代風にしているんでしょうね。
もうその流行も終わり掛けだと思うのだが。知らんけど。
まあ兎に角、ブランドの立ち位置、キャラが定まっていない、というか。
要はブランディングに失敗し続けて来た30年でしたね、ホント。
「アーバンなワル」みたいなイメージは、昔々、バッシュが流行した頃に、それまでダサダサスポーツブランドだったナイキに奪われてしまったし。
ブランディングってやっぱり重要だなー、と思います。
アディダスとナイキがアーバン、ファッショナブルでスポーティーなイメージでガッチガチに凌ぎを削り。
ニューバランスが身体を大事にしてくれそうで。アシックスはパフォーマンス高いけどダサくて。
あ、因みにアシックスをダサいと言っていいのは我々アシックスを愛しているアシックサーだけだぞ。バカにしちゃいけない。
ここまで落ちぶれたブランド、しかもテクノロジー的にはアディダスにおんぶにだっこの10年を過ごしてしまったリーボック。
誰も買ってはくれないでしょうから、恐らく中国あたりに変われて骨抜きになるんでしょうね。
で、ナイキを凌ぐ厚底出して来たりしてwwww
可能性はありますよ、だって製造設備は揃っていて、技師や研究者なんて日本から引き抜けばいいんですから。
すでにリーチ・・リーリン・・?チンチンだっけ?なんかそんな名前の厚底カーボンシューズとか、ナイキに迫ると言われていますし。
しかしこれでリーボックも脱落か。悲しいなあ。
リーボックよサヨウナラ。ポンプフューリーは最高でした。ありがとう。