ランナー界隈のスマートウォッチがガーミンに支配されて久しい昨今。
いまでは登山界隈もガーミン一色・・。
スントさんは配色濃厚です。
まあ選ばれるには理由があるんですけどね!
でも!待ってください!
皆さん、スントの事、本当によく分かっています??知らずにガーミン選んでいませんか??
知らないのに、人気が無いからと言って選択肢から外すのはもったいない!
だって!カッコイイじゃん。
カッコいい。
そして私は見た目だけでスント9を選んだのです。
そこで今日は、皆さんが買いたくなるように、ランナー、登山者視点で、私のスント9バロを紹介したいと思います。
ちなみに、BAROとは、バローメータ、気圧計の事です。
バロメータが無いスント9は、天候悪化のお知らせなく、高度の正確さもかなり落ちますので、注意。
スント9バロの主な機能と特徴のおさらい
本体の特徴
- ベゼルの素材: ステンレススチール
- レンズの素材: サファイアクリスタル
- ケースの素材: ガラス繊維強化ポリアミド製
- ストラップの素材: シリコン
- 重量 81 g
- 動作温度-20℃~+55℃
- 耐水設計 100 m
- バッテリー持続14日間 トレーニング時25時間~120時間
とにかく丈夫です。
ベゼルの角が多少へこむくらいで、ガンガンぶつけても何ともない。買って2か月は仕事中(肉体労働)で使用していましたが、金属にぶつかってもびくともしない。
また、水洗いできるのも良いし、バッテリー持続時間がとにかく長い!!よくある、カタログ値だけ高いわけではないです。
なんならもうちょっと持続時間、長い気さえする。
また、充電がマグネット式なのも良いです。
大体、端子で差し込むタイプだと、そこがダメになってイライラするので!
マグネット式なら劣化もせず、長く使えます。
アクティビティトラッキング機能
- 歩数、心拍数、カロリーを追跡、目標値の管理が出来る
- 睡眠分析
- 睡眠の時間と質の管理が出来る
- ストレスと回復状況の表示
日常のログを取るのが好きな人にはオススメの機能です。
私もずっと使っていましたが、2か月くらいで止めました。
理由は・・・「別に知りたくないから」です。
だって、そういうの、主観的にわかるやん!
今日は良く歩いたなー、とか、今日はよく寝たなー、とか、自分の感覚の方を信じる・・。
そしてそれで十分でしたw
今週が先週に比べて睡眠時間が~とかまでトレーニングに反映したり管理出来る人には良い機能だと思います。
私みたいな脳みそスッカスカの人間には無用な機能でした。
日常的に使える機能
- スマホの通知を転送してくれる
- カスタマイズ可能な時計の文字盤
- 天候の急激な悪化時に知らせてくれる
- タッチスクリーンカラーディスプレイ
- アラームクロック
- 日付と時刻の自動設定
- 振動とアラームによる警告
普通のスマートウォッチの様に、スマホの通知を転送してくれます。
ラインなんかの文章も、最初の2行くらいは表示してくれるので「早く帰って来て愛しのダーリン」とか、「愛しているわ」みたいな短いメッセージは、時計だけで確認できますし、ちゃんと音と振動で知らせてくれます。
あと、何気に重宝するのが、気圧の急激な低下時のアラームです。
田舎と言えど、屋内にいると気付かないので、アラームが鳴ったら雨雲レーダーを確認する、みたいな事が出来て、かなり使いやすいです。
とはいえ、正直、通常のスマートウォッチとして使うなら、wear OSを搭載しているスント7の方が、ずーーーーーっと便利だと思います。
suunto7
そして、ここからが本番、トレーニング機能です。
トレーニング機能の特徴
- パフォーマンス、エンデュランス、ウルトラという3種類のバッテリーモードがあり、それらはいつでも切り替え可能で、また、電池残量が低下時に自動的に切り替わります。GPSトラッキングをオンにした状態で、25時間から最大120時間まで記録が可能。
- 加速度計を併用したFusedTrack™を使用し、gpsでの届かない場所でのペース測定なども可能。またバッテリー消費を抑えたモードでのGPS位置測定感覚が広がった時のペース測定の正確さも有る程度担保する。
- スントアプリを使用し、ペースの記録・管理・比較などが出来る。もっとも、ストラバのサブスク版などと比べたら、ルート作成機能以外は劣る。
バッテリーは本当に長くもちます。充電コードの場所を忘れるほど、充電の頻度も低くて済みます。
また、リアルタイムで表示される現在のペース表示もかなり反映が素早く、ペース管理は容易です。
驚いたのは、加速度センサーの優秀さ。
トンネル内のペースの上げ下げも、しっかりリアルタイムで表示するのです。恐るべし・・・。
ランナー向け、ここが良い!
ペース管理が容易
加速度センサーの数値をあてにしているのか、リアルタイムでクイックにペースが表示されるので、微妙なペースに合わせやすいです。Mペース走などにはうってつけです。
また、gpsの記録が飛んで、地点記録がショートカットされてしまっても、ペースはかなり正確に表示・記録されてます。
インターバル走が簡単に!
アクティビティを選ぶ際に、インターバル走を選び、距離や回数、レストの時間か距離などを設定すれば、お好みのインターバル走が可能です。
また、疾走区間とレスト区間の切り替えも振動と音で知らせてくれるので、気楽にトレーニング出来ます。
その他
距離の誤差は本当に少ないです。
トラック1周を走った時、右手なら403M、左手なら400Mぴったしになる事が多い。
スマホと比べるのもアレですが、かなり圧倒的な精度です。
また、自動ラップと手動ラップが別々に残せたり、色々と表示がカスタマイズ出来るので便利です。
ただ、山を走らないのなら、バロメータ付きを買う必要はないかな、とも思います。お値段も全然違いますから・・。
スント9 バロメータ無し
登山向け、ここが良い!
ルートの作成と時計への送信が容易
スントアプリでのルート作成が物凄く簡単です。
しかもヤマレコやヤマップなどの登山アプリにも載っていないルートも多い!!もちろん、破線ルートなども普通にあるので、事前の情報収集は必須です。
方角表示がクイック
体感ですが、0.5秒間隔で方角表示が更新されます。
だから、走りながら視界の中心に時計を置いて歩けば(走れば)、サムリーディングしつつコンパスも見つつ前方も見る、という様な事が出来るので、藪を歩いたり、霧や風雨、雪の中をあるいたり、トレイルランニングなどには超オススメです。
標高表示が正確
バロメータの無いGPS機器は、所詮は現在位置の地図データから高度を予測しているだけですから、細かなアップダウンなどは分かりませんし、記録出来ません。
しかし、バロメータ付きのこいつは、2,3Mくらいのアップダウンも記録していってくれます。
驚くことに、階段トレーニングなんかも結構しっかり記録出来るのです!!
高度が正確、という事は、現在位置の特定やルートファインディングが容易になるので、かなり便利です。
低気圧の接近を知らせてくれる
気圧が急激に下がってくると、すぐにそれとわかる長めの振動で知らせてくれます。
これは本当に素晴らしい機能です!!
空を見ると、大体真っ黒の雨雲が近づいてきています。山での安全性もかなり高まると思われます。
迷っても帰れる、ルートから外れると教えてくれる
アクティビティの記録を開始した地点や、設定したルートの開始点、POI(ポイントオブインタレスト)への帰路を教えてくれます。
また、設定したルートから外れると、警告してくれるので、かなり安心です。
スント9はここがイマイチ
アプリの操作感と機能性が低い
スントアプリ、イマイチ使いづらい、見づらいです。また、機能もさほどありません。サブスクが嫌いじゃない人は、ストラバの有料会員になったほうが幸せになれます。
バックライト設定
バックライトはデフォルトでオフになっています。
アクティビティ開始前のオプションでオンに変えられるのですが、その記憶しておらず、毎回変更するのが面倒です。
また、夜間、バックライト無しでアクティビティを始めた場合、アクティビティの途中でボタンを押さねばラックライトが点灯せず、いちいち画面が遷移してしまうので、これも面倒です。
地図が簡易過ぎる
主に登山で使う場合、等高線すら示されておらず、安全に下山するには、どうしても地図か地図アプリが必要になってくると思います。
もっとも、ルートさえしっかりと設定しておけば全く問題はないのですが。
デカイ
でかいというか分厚い。いろいろな所にガンガンぶつけちゃいます。丈夫なので問題有りませんが・・。
ウォッチフェイスの種類が少ない
これはもうちょっと出してくれてもいいと思う。あと、もうちょっとカッコいいのを出してくれても良いだろうが。
まとめ
最後に結論。
トレイルランナーは買え!絶対に後悔はしない!
登山者も買え!カッコいいし持ってて損は絶対にない!
シティランナーは買うな!多分スント7の方が幸せになれる・・・。
とにかく、BARO付きは、55000円を切る事があったら買い!!です。
と思ったら楽天公式で55770円(税込み送料込み)かつショップポイント5倍でポイント最大37倍つくからお得かも!!(2020年12月4日現在)
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