突然ですけど、アディゼロシリーズって素晴らしいですよね。
アディゼロにブーストが搭載されだしたころなんかは、「アシックスの時代に終止符を打つのはアディダスだ!」みたいな感じで、青山学院はアディダスを履いて悠々と勝利を重ねて行ったものです。
・・・あんまり知らんけど。
ブースト出たくらいから走り始めたものでしてスミマセン・・。
で、まあそんなアディゼロなんですが、シリーズとしては
- アディゼロ 匠sen(戦)
- アディゼロ 匠ren(練)
- アディゼロ ジャパン
- アディゼロ ボストン
- アディゼロ ベコジ
- アディゼロ RC
- アディゼロ プロ
- アディゼロ アディオスプロ
とあります。サブ3.5ランナー向け、というわりにはサブスリーランナーにやたら人気の高かった匠renなんかは廃盤?みたいですが。
私はボストン、ジャパン、RCしか履いたことがありませんが、正直どれも良かったです。
特に、アディゼロJAPANの走りやすさは、初心者ランナーには最高でした。
今回紹介するアディゼロRC、の初代はただ単純に軽くて安かった、という理由だけで、スピード練習用に買いました。
近所のお店でセールで3000円切っていましたからね。
さすが部活生向け、というだけあります。
正直、そんなに期待はしていなかったです。
ところが履いてみて、走ってみてびっくり。
フィット感、接地感も良く、足と地面の離れ際もスムーズ。通気性は高いし乾きやすい。
ソールも減りにくいのにグリップもソコソコ。
正直言って傑作だと感じました。
しかも、クッション性は無いのに、足が全然疲れないんです。
恐らくは接地感が高く、自然な足運びが出来るせいだと思います、素人の考察ですが。
その結果、インターバルや閾値走だけではなく、30km走でもたびたび使う事になりました。
しかし、使い過ぎてついには寿命が・・。
アッパー、穴開きまくり。ソールも削れまくりです。
そんな中、アディゼロRCの"2"が4000円切って売られていたので、買ってきました。
アディゼロRCレビュー
ここが良い
軽い(約200g)
とにかく軽いです。クッション性をある程度維持した長距離向けシューズであるにも関わらず、この値段でこの軽さ。
速乾性が高い、水抜けが良い
アッパーの形状とメッシュ素材により、かなり速乾性が高いです。また、水抜けも良いので、ちょっとした雨に降られても、次の日も嫌な気分にならず、普通に使えます。
回転数が上げやすい
軽くて地離れが良いので、回転数が上げやすいです。
そのわりにはグリップも効くし、クッション性もあるので、アスファルトのロング走でも不安感がありません。
接地感が良い
一番伝えたかったのは、コレです。
接地感、メチャクチャいいです。地面の形状が分かりやすいし、「あ、今足の置き方悪いな」とか、「少しドスドス走っちゃってるな」みたいな情報が沢山入ってきます。
だから、トレーニング用としてはその価格も有って、非常に良い靴だと思うんです。
ここがイマイチ
踵の接地感が悪い
踵のクッション性は増したんですが、接地感が悪いです。
全然厚みが違う。ドロップも2mmくらいは増えた
また、踵のソールが広くなった分、足首を固定されるので、私みたいな不整地をよく走るランナーは違和感が強いかもしれません。私はまるで初心者用のジョグシューズで走る時の様に、まあまあ嫌な感じはしました。
フィット感は先代の方が良い
もちろん、これは人によりますが、フィット感は断然、先代の方が上です。
私はワイドサイズを買っているのですが、先代より水平方向に狭く、甲高用に作られている気がします。
というか、正直なところ、先代の方があらゆる面で上です。
ソールを見ても、明らかに先代の方がお金がかかっているし。
とはいえ、この値段のシューズとしては、3000円台でいつでもどこでも手にはいるシューズとしては文句なし、のシューズでした。
しかしそう考えると、初代アディゼロRCはコスパ最高だったなぁ・・。
初代のワイドを見かけたら即買い、しようと思っています。