私のよく行く練習コース、南木曽岳で「みんなで信州の山岳を守ろう!」キャンペーンの一環として、登山道の補修資材の荷揚げのボランティアを募集していたので行ってまいりました。先月の話ですが!
参考:南木曽岳を整備する南木曽山士会のブログ(はてブロです!)
脚の調子がまだよくわからず、荷物担げるのか?と不安でしたが、いつもお世話になりっぱなしのトレイルです。
行かないわけにはいかない。
と言いつつも、直前まで迷いに迷いました。
ギリギリになって、「ええい、行っちまえ!」という感じで行ったので、コンタクトを忘れ、雨具のジャケットを忘れ、他にもいろいろと忘れて。
本当に情けない。もし突然の雷雨になったら・・・まあ大丈夫だけど。
この山なら素っ裸で登山道から外れて地図なくても生きて帰る自信があるし。
地形図は全部頭の中に入っている。
でもこれが違う山だったら・・・!?
本当に反省しました。
えっと、本題に入る前に少し南木曽岳を紹介させてください。
場所はここ。
中央アルプス最南端に位置する山で、標高1679m。
私の考えでは摺古木山ですが、さらに伸ばしてこの南木曽岳を最南端とする方も多い。
更にさらに恵那山山塊を中央アルプスに入れる本も有りますが、恐らく便宜上で、他の山から見ると明らかに別個の山脈です。
周囲には妻籠、馬籠という江戸末期の佇まいをよく保存している宿場町が有り、恐らく日本の宿場町としては屈指の人気、とくに北欧、西欧の方に人気の観光地がある事でも有名。
妻籠、馬籠を通る中山道はトレイルとして未舗装路で整備されており、トレランにもオススメ。そのあたりは恥ずかしながら、昔書いた駄文で紹介しておりますのでご覧ください。
そんな南木曽岳。
コースタイムで5時間程度の周遊コースという初心者の方でも楽しめる山。
見どころは・・・
- 男滝
- カブト岩
- 広々とした山頂避難小屋周辺
- 摩利支天
ですが、これといっては・・・。
ただ、ここの魅力はちょっとした岩場、鎖場、ザレ、梯子など、まんべんなく練習できる表情豊かなトレイルなんです。
それがトレランなら2時間足らずで楽しめる、なかなか素敵な山。
特に下りを走るにはかなりの技術が必要なので、練習にはもってこい。
一方通行なのもトレラン向き。
注意点としては
- ストックはお呼びでないです。多分邪魔。
- 鎖場あり。ただしう回路もあり、子供でも安心。
- 左回りの一方通行です。
- 山頂はテント駄目。
- 時期によってはツアー客でパンパンになります
- 摩利支天は無理に乗ると真っ逆さまに落ちることになる。
とにかく名古屋圏からは練習用に最適な山。是非一度お試しください。
あ、豚コレラの感染範囲拡大予防の為に靴底は洗ってきてね。帰ったらまた洗ってね。
といっても、最近こうやって登山道入口に石灰?が撒いてある。
これで消毒される?らしいです。
ここを過ぎると、すぐ受付があります。
受付を済ませ、バッジを貰います。
するとなんか正面に落書きシートが有るので落書きしてきた。
受付後ろの登山道を少し行くと、すぐに林道に。
そのまま林道を上に歩いていくと、橋の前で背負子が渡されます。
出遅れて、良い背負子(カッコいい奴)を取りそびれた!
んでそのまま更に上がっていくと、係の人がいて、木材を好きなだけ持っていっていいよ!と。
木材は90cmと120cmの2種類。120cmのは1本7,8キロかなあ?
こいつを3本頂きました。
重たいの嫌だけど、ついカッコつけ、見栄を張る自分がカワイイ。
んで指定地まで登っていきます。
背負子がなんか合っていない。
普段使っていないから、要領がわからない。
背中が木材に当たって痛いのが辛いけど余裕じゃん・・・と思いきや、足痛い・・故障やっぱ治ってないやんか・・・。
トレランシューズじゃなくて良かった。
登山靴なんで、足の置き方で何とかなりそう。
取り合えず指定地に一本ずつ置いていく。
下の方のはお年寄りに残したけど、足の故障が悪化するのが怖くて山頂近くの指定箇所までは持っていけなかった。
登りは良かったけど、下りが・・・。痛い。あかんやん。
降りてきたら、資材は無くなっているのに、ボランティア希望者の方々が沢山着ていました。ありがたいね!
皆さま普通の登山に切り替えていらっしゃいました。
少し山士会の方々とお話をさせて頂きました。
とてもやさしい笑顔、真面目な人柄。これぞ木曽人!という感じの人柄です。
木曽人は「真面目、実直、親切」が特徴です。知り合いが30人はいますが、たまにしか外れません。
あと、ココ。南木曽岳は最後のこの川で水浴びが出来るので助かります。
私は着たままでジャブジャブ。水量ない日は防砂堤ですくって洗う感じ。
で!降りきったところでは女性部の皆さまが豚汁を用意していてくれました!
でもまだ調理中。ちょっと早すぎたか・・・。
女性「まだできてないのよ!ちょっと待っとってね!」
私「はい!・・・・・」
私(・・・・・)
私(・・・・・)
私(・・・・・)
私(・・・・・)
私(・・・・・)
女性「・・お待たせしました、味見してね!」
私「はい!」
私、豚汁が大好物なんです!しかも大鍋で煮込んだヤツが!
豚肉も沢山で美味しい。本当に美味しい。
急かしたみたいで申し訳なかったです。
これにて終了。
とても楽しい山行でした。
また来年も参加したいです。
このブログを読んで下さっている方!よろしければ来年はご一緒して、キャンプ場で一泊して飲んだくれましょう!
というなんでもない日記なのでずっと下書きのまま眠っていた記事でした、おしまい。