短い記事です。
乗鞍から中央アルプスのライチョウの元に持っていき、孵化に成功したライチョウのヒナが全滅したそうです。
長野県の中央アルプスで今月、環境省の事業で孵化(ふか)が確認された国の特別天然記念物ライチョウについて、同省は11日に行った調査の結果、ひなの生存が確認できないと明らかにした。1日には5羽のひなを確認していたが、同省信越自然環境事務所(長野市)の担当者は「残念ながらひなは全て死んだとみられる」との見解を示した。
ライチョウのヒナが死んだことは残念です。
しかし、そもそも別に人間が狩ったわけでもないライチョウが、失った生息域を回復するのに何故人為的に関与するのか・・・。
高山植物保護の名目でトレランのレースを中止させる様な国が、何故自然に人為的にタッチするのか?
一貫性もなく、少なくとも自然保護の価値観が私とはだいぶ違うみたいです。
「頭がいい動物だから食べちゃダメだよ」
「もう数が少ないから守らなきゃダメだよ」
「自然にはノータッチがいいよ」
「適当にやりすぎなきゃ何でもいいよ」
自然保護を口にする人には、色々な価値を持った人がいます。
私は正直なところ、希少動物が全滅しようが、キレイな花が枯れようがどうでもいいです。
生物は適応できなかった生物の絶滅と新種発生を繰り返してきたと思いますので、人間が食いたいものは食って、食いたくないものは食わず、迷惑なサルやカラスなんて殺しまくればいいと思っています。
しかし、そういう動物ですら大切に思う人がいるわけで。
動物や自然なんで別にどうでもいいですが、その「動物や自然を愛する人たち」は好きです。
私は人間は大好きです。
地球上のマッコウクジラ全部よりも、知らない国の3歳児一人の命の方が大事です。
そういう大事な人間が自然を愛しているのなら、面倒だけど守りたい、程度の気持ちしかないです、動物や自然には。
でも、わざわざ親鳥からタマゴを取り上げて、絶滅した山域に持って行って孵化させて「オレ自然保護してる!!!」は、違うと思います。
全然違うと思う。
そもそもその山域、稜線でネコ見た人もいるからね?低い場所のハイマツ帯にはオコジョもいるだろうし。
まあその辺は調査して計画的にやっているんでしょうけど、わざわざ税金を投入して自然に関与するなら、トレイルランニングのレースくらい開催させてくれ!!!(自己中)と思うのです。
最後まで真面目でした。