皆さんにとってパタゴニアってどんなブランドでしょう?
色々な意見は有りますが、恐らく知らない人はいないブランドの一つだと思います。
少なくとも「パタゴニア」という名前は、ほとんどの人が知っているのではないでしょうか。
因みに、なぜ創業者(イヴォン・シュイナード)が自身のブランドに「パタゴニア」という名前を名付けたのか、というと「世界中の誰が発音してもだいたい正確に発音できるから」だそうです。
マクドナルドだとアメリカ人は「マクダナーぅぅガルルルル・・・」みたいに発音しますが、日本人だとマック、関西人だとマクドって発音しますからね。
それだと困るわけです。
で、そのパタゴニア。多分このブログを読んでくださっている読者の方々、登山やトレランに興味のある人にとっては、「高機能でそこそこオシャレな本格的な登山着」というイメージが強いのではないでしょうか。
私はオシャレとは思いませんが、所謂アンファッションな服でもあり、もちろん常に新しいアイテムを開発し続ける先駆者、という様なイメージを持っています。
最近はサスティナブルを優先して、機能的に先進的ではなくなってきてる気がしますが、それでもやはり超本格的な登山衣料、というのには変わりがありません。
ただ、表題の通りの事を言われた、この記事を書こうと思った出来事がありまして。
職場の20代の子たちと話していた時に驚いたんですが、パタゴニアは「オシャレが好きなオジサンが来ているダサい服」らしいんですよ。
そのうちの一人は登山もするんですが、やはり「パタゴニアはイメージがダサいから着たくない」そうなんです。
マジか・・・と。ショックだったんですよね。
「バギーズショーツはダサくないよね!!?これは?ウェーブフェアラーは???こ、この麻のサスティナブ・・・」と食い下がってみましたがダメでした。
でもそれも仕方ないかな、と思いまして。
私の幼馴染の親友で、パタゴニアが大好きな男がいるんです。
圧倒的多数のパタゴニア好きと同じくパタゴニアのカジュアルラインが好きで、90年代のパタゴニアウェアや新品を買いあさったりしています。
普段着はほとんどパタゴニア。会うと必ずシンチラとかそういうのを着ています。
独身でお金を湯水の様に使えるからの購買力なので、羨ましいところですが、ただ、ダサい・・とまでは思わないものの、決してイケているとは言えないスタイリングではあります。
ライトニング系、といいますか、そういう感じです。
その彼にとってはパタゴニアは唯一無二のオシャレブランド、です。
こういう人って、私と同年代、アラフォーの人の周りには必ず複数人いると思います。
また、パパ達が何かのイベント、例えば祭りや運動会、そういったものにちょっと気合を入れて着てくるのもパタゴニアだったりします。
とにかくでっかくロゴの入っている物。
これはとにかく猛烈にダサいです。
確かに近年、グッチとかヴィトンとかのロゴがデカデカと入っているTシャツが流行りましたが、それとはまったく別で、こういうTシャツを着ちゃう層の人は太古の昔から恐らく未来永劫着ています。
パタゴニアのTシャツの他は全くファッションに興味のない人が履いている、謎のダメージジーンズと謎のトンガリシューズだったりするので、もうパタゴニアのブランドイメージもガタ落ちです。
などと考えると、若い子たちが「オジサンが来ているダサブランド」と認識してもおかしくは無いと思います。
そもそもオシャレなブランドだとは確かに思ったことないですが、少し残念な・・・好きなブランドなので、悲しい気持ちでいっぱいで夜も9時からしか寝られません。
じゃあ若者にとってどんなアウトドアブランドがオシャレなんだ?チャムスか?キャプテンスタッグか???などと思っていたらノースフェイスなんですと。
いや、ノースフェイスなんてクソ〇▽◆□▽じゃねーかよ!!!
そもそもな?オマエらそのオカッパでダボダボの韓国風ファッションとか着ている時点でオレからしたらただのインポ野郎だからな!
口でクソたれる前と後に“サー”と言え 分かったか ウジ虫ども!
・・・ええと。
多分、1990年代に青春を過ごした私くらいの年齢層にとっては、ノースフェイス、BOYLONDON,DJhondaはダサイブランドの3大巨頭ですわ。
逆に言ったらそれだけめちゃくちゃ流行した、ってことなんですが、田舎の中学生に。
未だにそのイメージに引きずられているあたりがオッサンなんですね、私も。
という事で、私も今後は価値観をアップデートする為にDJホンダとBOY LONDONで全身をキメて街を闊歩したいと思います。