先週のファルトレク。
ご飯も食べず、水も持たずに出たので、15キロ過ぎたくらいに猛烈にコーラが飲みたくなったんです。
美味しいですよね、ロング走中や後のコーラ。
で、ちょうどよく自販機が有ったので、コーラを買いました。普通の赤コーラ。
そしたらね。
出てきたのはコレ。
なんでやねん。
こっちは糖質補給したい、っつって買ってるのに、なんでゼロコーラを出すんや。
交換して貰おうにも、山の中を走る道にポツン、とある自販機です。どうしようもない。
仕方なく、ゼロコーラを飲み干しましたよ。
・・・ん?
おかしい。なんか完全にコーラ飲んだ時みたいに疲れが取れる感じ。
脳味噌に溜まってきていた乳酸が一気に亡くなった気がする。
走り出すと、全然楽なんです、気分的には。コーラを飲んだ時と一緒。
ところが、身体の疲労は違う。糖質が枯渇しているときと全く同じ様に動かない。
脳味噌は「ぜんぜん行けるぜ!!!」ってなってるのに下半身は「もう無理っす・・・。」ってなってるのよね。
違うよ、インポの話してないよ、ランニングの話をしているからね、今。
人口甘味料に関しては色々意見が有りましたが、少なくともコカコーラゼロは、血糖値はまったく上げないはずなんです。
参考:
【実験】コーラでどれくらい血糖値が上がるのか?ZEROなら血糖上昇ゼロ?を検証 - YouTube
それなのに頭は糖質が補給された、回復していると錯覚してくれる。
これを使えば、例えば閾値周辺のクルーズインターバルとか、低強度のロング走とか、長時間のトレイルランとか、メンタルの方が先に音を上げるようなトレーニングをこなすのに有効かもしれない?
うーん。糖代謝能力自体は普通のトレーニングで必要十分に鍛えられていく気がするし、シリアスランナーには無駄なことになるのかな。
むしろ、ダイエットを目的とする人が低強度のインターバル速歩とかするのには良いのかもしれない。
あと、ダイエットコーラを飲んで調子に乗って走っていたら、「ふっ」って意識が抜けるような感覚に陥った瞬間があったし、突然ふらっと来たこともあった。
恐らく、血糖値が上がっていないのに糖代謝もっとやれよ命令を停止したから、脳にも身体にも糖が不足したんじゃなかろうか。
とりあえず、ガチばしり、とくに一人で人気のない所を走る時は、ダイエットコークは危険に感じましたね。
脂質の代謝能力を鍛えるには良さそうですが、でもそれなら運動せず絶食してダイエットコークガブガブ飲んでる方がよさそうだし。
この辺りも、鍛えるものじゃなくてレース前に整える系のものだと思っています(受け売り)。
まあでも皆様も、一回試してみるのも良いかもしれない。
ただし、人気のあるところでね!倒れても知らないよ!!