六甲キャノンボールランに参加してきました。
本当は自分の山行とかレースとかは、各種事情から昨年からアップするのを控えるようにしていたのですが、今回、あまりにも楽しかったので、書いちゃいました。
興味がある人は、ちょっと記事を読んでいってほしい。
六甲キャノンボールランとは
始めに少し、六甲キャノンボールランを知らない人に簡単な説明。
六甲キャノンボールランとは、六甲山縦走路を縦走する草レース。
エンジン以外何でもあり。人力、MTB、馬、ミニチュアポニー・ウィングスーツ、グライダー、スケボーなどなど、とにかく六甲縦走路を一番早くゴールした者が勝者です。(公式サイトより)
実際にマウンテンバイクやロードバイクを担いで登っている人もいた。
人気の秘密はそのエントリー費用の安さ、エイドの諧謔さ、雰囲気のお祭り感、それなのに強強ランナーの多数あつまる、独特の雰囲気。
これは他では味わえないな、と思いました。
他の方のツイートやブログを読んでいて、さらにトレラン界隈では有名なカツオチャンネルというYOUTUBEチャンネルで取材される回があって、「これは絶対に出る」と心に決めていました。
それで先日、念願叶って参加するに至りました。
関西を代表するトレイルランナーのアテンド
今回縁があって、知古を得ることが出来た関西を代表するトレイルランナーの某氏のガイドでレースを進める人数に混ぜて貰いました。
関西を代表するトレイルランナーの某氏は想像通りのナイスガイ。素敵な笑顔。そしてやわらかい物腰。
現地でも多数の方から写真撮影を頼まれていて、なんだか我々も鼻高々です。
というか、彼以外にも多数の有名人とお会いしました。
まず、「試走王」との異名をとる某氏。一応、ピー、を入れて「ピロ師匠」としましょう。
ピロ師匠はヤバい。
しゃべり方、体つき、明らかに凡人ではない感じが漂っているwwww
サイコパス風味のある経営者、といった風体です。
ピロ師匠に怒られるかなwww
結果を先に言いますけど、ロストしまくったくせに超早かった。
まあ、普段から凄い練習しているので、「だろうな」といった感じですがw
しかし本当に体つきがヤバいです。
体つきがヤバいといえば、ネムネムさん。
そもそも余裕でサブスリーした人なので早いのは知っていたけど、あのお腹でピロ氏についていくとは・・。凄い。
因みにはてブロランナーです。
この二人は仕上がり方が違っていた。とっとと二人で先に突っ込んでいきました・・。
他にも名前だしてよさそうな人としてはハダさんも早いが、今回はのんびり我々と同行。
細かいことは言いませんが、太陽を背負っているような青年です。
途中、ド下ネタを言ったら驚いて深い水たまりに嵌ってましたw
で、その他数名とご一緒に、関西を代表するトレイルランナーのガイドで進む。
名前を出してよいのかどうか分からないのであえて挙げませんが、誰もかれもクソ強いランナーばかり・・。
トレイルランナーって体を見ると結構強さ・速さがわかるもんですが、見た目からしてヤバメでしたw
しかしキャノン、最悪でしたね
キャノンボールラン、最悪でした。
まず、アップダウンが多い。
それは良い、キツいけど楽しいから。
稜線が続いて寒い。
それも良い。代わりに夜景最高だから。
暗いし足元ドロドロで危ない。
それも楽しいから良い。
スマホが壊れる。
・・これが最悪。最悪でした。
いや私、パワーで出たけど、早々に「こりゃ片道にしよ♪」って決めてたんですね。
前半で2,3回右足をグネりかけたので、一回捻挫やっちゃってる身としては「多分ヤバいな」と。
普段ならいいんですが、今、仕事が途轍もなく忙しくて、病院もいく暇もないし足が松葉づえだと仕事にならないんです、捻挫するわけにはいかない。
それに「雨の中これを折り返してくるのは楽しくないなwww」と思って。
何より「こいつらについてける自信がない」。無い。
キロ4分の1000Mインターバル5本すら出来ない状態でちょっとこのランナーたちについていける自信はなかったですw
という事で宝塚でドロップ。いや、アーリーゴール。アーリーゴール!!
で、西宮に車を置いてきたので、足を使い切る為に走って帰っちゃお♪なんて思って。
走ってる最中、ふと足元を見たらドロドロだったので、通った川で靴を洗っていたんです。
この川ね。ちょうどよく降りる階段もあって、ジャバジャバ洗っていました。
ドボン。
!!!
スマホ落下。
すぐに回収しタオルで拭く・・大丈夫か?
しかしよく見たら60%はあったパッテリーが18%17%16%・・みたいにドンドン減っていく!
で、android11の機能なのかPixel4aの機能なのかは知らないけれど、「USBポートで液体を感知したので遮断しました」というメッセージが。
・・?という事は充電できんやん!!!
というか画面割れとるやん。
六甲キャノンボールラン SORROWの部開始
ここからキャノンの真のメインイベント、SORROWの部が始まった。
何せ、水没したスマホは電源を入れると危険。最小限の業務連絡だけ各所に飛ばし、電源オフ。
しかしこれ、西宮駅にどうやって行ったらいいのか分からない・・。
南っぽい記憶はある。多分。スントの方位磁石を頼りに、南に向かってみる・・トボトボと。歩いたり、雨宿りしながらスマホを覗き込んだりして・・・トホホ。
本当に落ち込む。落ち込むとメンタルやられて走れなくなる。
そうこうしているうちに、なんかすごいキレイな競馬場にたどり着く。
でっかい屋根があって、「この場所キャノンのスタート地点にすればいいじゃん」などと思ったり。
ぐるぐる迷ったりもしながら、高級そうな住宅地を彷徨う・・・。
しかしふと電柱を見ると西宮北口町に到着!
ついた!やっと着いた!駅も見える!!!
と思ったら、西宮北口駅。
アホか。紛らわしい駅作るな。
じゃあ何か。西宮北口駅北口すぐ西宮北口クリニックとか言うのか。
おかしいやろ。
別の名前にしろよ・・・。
ここから更に遠い。もういや。この時点でヒットポイントゼロ。
足も全然残ってる、体力はコーラ飲んだら復活。ただしメンタルのヒットポイントゼロ。
こんなことなら須磨に折り返すんだった・・。
靱帯より買ったばかりのスマホの方が大事に決まってるからね。
ネムさんとかハダさんとかスマホなくさねーかな・・。
オレだけスマホダメになるとか不公平だ。
そもそも「キラキラした女子ランナーがたくさんいるよ」ってつられて参加したけど、どっちかといえばゴリゴリの女子ランナーじゃねーか。
とか色々と考えていたら本物の西宮駅に到着・・。
運転席入った途端爆睡。前日も4時前起きだったから仕方ない。
で、身動き取れなくなったのでもう帰路につきました。
スマホは車のエアコンの前に置き続けたら復活した。
画面は割れているけど。
まさか久しぶりに買った一丸レフの初めての写真が、割れたスマホ画面を撮るためになるとは思わなかった・・。
これね。
まあでも単純にレースは楽しかった。
しかしホントスマホ・・・。
みんなもスマホ壊れちゃえば良いのに。
次回もちょっとキャノンの事に触れながら、色々と装備について話したいと思います。
以上。
しかしホントスマホ・・・。