カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

スポーツ少年団に苦しめられる母子。

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スポーツ少年団やジュニアスポーツクラブ。

サッカーやバスケ、陸上など、様々なものがあります。

私たち夫婦も一時期興味が有って、色々と近所のクラブを調べたりもしました。

 

特に娘たちを連れて遊びに行く公園で陸上のジュニアチームが活動していて、和気あいあい、ニコニコ楽しそうに苦しそうなトレーニングをしている姿を見て来たので、本人のやる気次第では入れてもよいかな、なんて思っています。

 

実はウチの妻も陸上のジュニアチームに入っていましたし!

最近知りました・・だからあんなに足が早いのね、というと「元々だ」と自慢してくるからウザい。

 

しかし、そんな楽しそうな団体ばかりではないんですよねー。

この記事を読んで、思い出しました。

大事な場所を抜粋します。

手紙にはそのチームでは力量を越えた練習によってケガをする選手がいることや特定の選手に対して雑用が集中したり、試合で負けると「お前のせいで負けた」とコーチが選手を非難するなど、子供たちの内面を傷つけるような指導が頻繁にあることが綴られていた。

しかも指導方法の改善を監督に訴えると、逆にチームの和を乱すとして非難されていると嘆いている。そうして少年野球の監督、コーチの指導と親の関わりに関する悩みを切々と訴えたものだった。

 

まあ酷いんですが、それ以外にもリンク先の記事では、お茶当番や監督やコーチの権威に恐れおののいて苦しめられている保護者の様子が伺えます。
 

我が町の少年野球チームもそうですが、昔から同僚などから似たような話を聞いてきました。東京でも、京都でも一緒でしたから、多分、日本中どこでも同じようなところはあるのでしょう。

 

育成の問題として

  • 過度な上下関係
  • 暴力・パワハラ
  • オーバートレーニングによる怪我・故障

親の負担として

  • お茶当番やお昼当番などの負担
  • レクリエーション時の接待の負担
  • 補助コーチや審判の負担

というのが私の聞いた範囲の、酷い少年野球チーム問題点です。

しかし酷いトコロになると飲み会のお酌や監督・コーチの私用の買い物まで頼まれている人もいます。

 

私の価値観からするとこんな団体がまだ残っている事がそもそも不思議だし、絶対にやらせたくないですね。

そもそも男尊女卑が酷すぎて、問題外です、監督にお茶を出すとかwwww

会社でも来客時に女性がお茶を出す、というのが未だに有るのが信じられない!!

 

おっさん「〇〇さん、お茶お願い」

 

いや、自分で出せよwwww赤ちゃんかよ。

今どき赤ちゃんでも「バブー!」っつってハンドドリップでコーヒーぐらい作るわ。

 

作らねーか。

 

まあいいです。話が逸れました。

で、これ、野球だけの問題じゃないんですよね。

私の町でも、空手、サッカー、バスケのチームで同じような話を聞きます。

 

バスケチームに至っては、あまりにも監督の体罰・パワハラが酷く、親たちが団結して抗議したら

「だったら一度解散する、やりたいヤツはオレに頭を下げに来い!!」

 

といって一旦解散したそうです。しかもその後、誰一人再加入しよう、という人は現れず、そのバスケチームはそのまま露と消えました。ザマーみろ。

そして今は、別の小さかったチームがにぎわっています。

 

こういうのが酷いと思うのは、子供たちにとっても害になる、と私は思うんですよ。

故障や暴力、そういった直接的な害だけではありません。

上司が愚かであっても逆らわないというメンタリティ、上下関係に愚直に従うというメンタリティを植え付けられるだけではなく、女性は男性に尽くさなくてはならない、腹が立っても強い男性には逆らってはいけない、という価値観も植え付けてしまうのでは。

 

逆に、監督を見て「偉くなれば他人に対して理不尽な事をしてよい」という間違った考えを持つ子供が出てくる危険すらありませんか??

 

だから嫌い、私は大嫌いです、そういう旧態依然としたスポーツ少年団は。

勿論、素晴らしい団体も多々あります。

でも、まだまだ多いのも事実ですね。

 

ウチの娘たちも、あるスポーツスクールに通っています。

先生は厳しいですが偉そうではないし理不尽でもない。

人間として生徒たちを指導してくれています。

やっぱり、そのスポーツの本質的な事以外に、理不尽な何かに耐えながらやる、というのは良くないですよ、そう思います。

特に子供たちには、のびのびとスポーツをやってほしいなあ、と思いますね。

私が子供にやってほしいのは、軍隊の真似事ではなく、スポーツなんです。