今後、新型コロナウイルスによる被害が更に拡大し・・・。
そうなった場合の万が一に備え、生活用品、食品のストックを積み増そうと思います。
春の品不足の事態が再来しない、とも言えないので。
アレは本当に不思議でした。
最も不足したのはトイレットペーパー。
トイレットペーパーは在庫も生産ラインも原材料の在庫も溢れるほどあるのに、まるで国民皆が2倍ウンコをし始めたかのような騒ぎでした。
ご老人が親族友人の分までパニックで買い占め始め、店舗に品切れが続出したんですね。
トイレットペーパー含む家庭紙って、もともとギリギリの配送状態でしか利益の出ないものですから、突然輸送量を増やせないんです。
既存のインフラだと配送センターや各運送会社を通して運ぶのですが、嵩があるのに軽い家庭紙はお金にならないのに、パレットを使わない手積みの為、時間と手間が掛かるために嫌われるのです。
だから家庭紙の卸会社やメーカーが直接トラックを出して配送するのですが、店舗の駐車場は小さい為、2トンか4トン車しか使えない上に、今は1店舗あたりの納品数が少ない為、多店舗を回らねばならない。
という事で、現状はトラックにパンパンにトイレットペーパーを積んで、直接店舗に納品してなんとか利益を出している、という状態なので、納品量なんで突然上げられないんです。
逆に言えば、毎日使うトイレットペーパーの量なんて大して変わらないので、普通にしていたら超安定供給出来る商品なはずなんですが。
まあ、とにかくパニックで買う層がいるので、利口なやり方としては、予めストックを多めに持っておく事だと思っています。
他にも保存食や粉系なんかも不足しやすいですが、これは小麦の輸入と工場の生産能力の問題もあると思います。
例えば小麦の需給と国内価格に関わるものとして、米国での小麦の値段もそうですが、大きいのはタンカーの運航費とコンテナの使用料です。
コンテナ運賃は日々変わっていて、世界の運送余力が逼迫するとどちらも高くなります。
というか、運航会社としては、世界中の人が「運送ヤバイ」とおもってくれれば高くなるので、今年の夏は太平洋の主要航路で、なんと倍近くの運送費となりました。
そうなると、嵩が有って儲けの少ない粉物を運ぶのはメリットが少ないので、輸入控えが起きてしまう、という事があります。
何いってんだ私は・・・。
何かが憑依していたみたい。このブログに関係ない話だった。
とにかく、普段から消費者に-安く提供されているものこそ、品切れになりがちなのは間違いないです。
今年の春、私が家庭内をワンオペで管理していた我が家ではローリングストックを心がけていましたが、おかげさまで小麦以外は品切れの影響は受けませんでした。
今はちょっと気が抜けて色々とストックが少なくなっているので、とにかくローリングストックの量を増やそうと思います。
こうやって需要を前倒しにする人がいると、その分、供給逼迫、買い占め流行時の需要のピークシフトになりえるので、自分だけじゃなく、社会にもメリットがあるのでは、という考えです。
具体的には
- 生活用紙全般
- 調味料全般
- 主食
- 缶詰・加工の肉魚
でしょうか。
もし可能なら、皆さんも長めのスパン、多めの量でローリングストックをオススメします。