エマージェンシーキットの事をピンチ缶と呼ぶ、古い山屋さんたちこんにちは!
私はピッチピチの若者ですが、本当に缶を使っているので、「ピンチ缶」の方がしっくり来て、ずっとそう呼んでいます。
私、ピンチ缶はわりとザックに突っ込んだままという事が多いです。
入れたり出したり繰り返すと、結構漏れたりするので。
あ、下ネタじゃないです。
これまでのピンチ缶はこんなのです。
火にかけてお湯も沸かせられます。
しかしながら、親子登山にはポケットストーブを追加で持っていきたくて。
それなら、メスティンをピンチ缶にしてしまえ!と思い、詰め直しました。
メスティン。こいつはおろしたての奴。
このメスティンに、エマージェンシーグッズを入れていきます。
芯なしのトイレットペーパーとガーゼ、その下に写っていませんが消毒シート。
先代のヘッデン(ヘッドライト)。10年近く前の物なので暗いですが、正直暗いほうが照射外もうっすら見えるので、これくらいが良い様な気がしています。
テーピングテープとロキソニンや抗生物質等。
ニトリル手袋とティッシュ。
ニトリル手袋は防水グローブ替わりにもなりますし、他人の血液を触る時は必須らしいです。割いて包帯替わり。そのまま水袋にも。軽いのに重宝します。
予備の電池とカミソリの片刃。カミソリの片刃はもしかしたら要らないかも。
しかし安心感はあります。
エマージェンシーブランケット。アルミ蒸着シートです。安い物だと劣化する可能性もあるので時々チェック。
そして今回追加した、ポケットストーブ(本物)と燃料3つ、そして使い捨てライター。
これらを、ギュウギュウに詰めます。
これであとはツエルトを持っていけば安心。
ただ、トレランに持っていくにはまあまあ重たいです。
エマージェンシー用途だと、ストーブは正直、温かいものを食べられる、飲めるという安心感しかないので、ソロの山行なら不要だと思っています。
その重さ分、非常食を持っていった方が利口かな、と。
しかし子連れの万が一の際を想像した時に、どうしても温かいものを子供に摂らせてあげたい。
それに火を熾せる、というのが暗闇の中でどれだけ安心できるか。
という事で、今後の親子登山(娘がまた行きたがれば、ですが)のデフォルト装備になりそうです。
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