私にはずっと欲しかったものがある
私にはずっと欲しかったものがあります。
それが標題の、EXOTAC nanoSPARKです。
どういうものか、を簡単に説明すると、丈夫で軽量小型で、内部に火口を密閉して保管できるファイアースターターです。
ULキャンプ、ULハイク界隈だけでなく、EDCギアオタク界隈やミリタリー界隈でも世界中で人気で、このところ日本では品切れが続いていました。
私もずっと欲しかったのですが、メルカリで定価の倍で販売されている始末。
アメリカから購入しても良かったのですが、送料を考えると・・・。
と購入する事が出来ずにいたのですが、なんと、国内のお店でも4月に在庫が復活!しました。
ただ、すぐに売り切れのお店も多々出ています。
今買いそびれたら次に買えるのはいつになるかわからないな・・・。
そう思って買ってしまいました(テヘ)。
エクソタック ナノスパーク レビュー
スペック
- 内容:本体×1、クイックライト×4
- サイズ 全長:約6.9cm 直径:約1.3cm
- 重量:約17g
- 材質:6061アルミニウム合金
ナノスパークは非常にコンパクトなファイヤースターターで、ライターのように片手で火花をおこすことができ、本体上部をひねると防水性のある火口(ほくち)の保管スペースが備わっており、クイックライトが4つ付属しているので、火口として直ぐに収納スペースの中に入れて持ち運ぶことができます。
外観・機能など
パッケージめっちゃくちゃ開けにくいです。
ただやっぱりめちゃくちゃカッコいい。
ただただカッコいいです。
まず気になるのは重量。
まあスペック通りですね。
ひじょーに開けにくいパッケージを開けてみると・・・やっぱりカッコいい。
各所にoリングが入っていて、火口の入っているコンパーメントの完全防水を実現しています。
これがその火口。
コットンにワックスを含ませたものだと思います。
替えの火口も4つ、付属してきます。
ただ、コットンにワックスを含ませさえすれば火は付くので、カルバナ蝋だろうがミツロウだろうがパラフィンワックスだろうが、好きな物を含ませれば良いと思います。
フリントは多くのライターと同じ、つまりジッポーライター用のフリントを使えます。
うむむ。
全ての質感が良いです。
使ってる感じも気持ちよい。
満足感は非常に高いです。
ただ・・・これって必要なのか?
ナノスパークの実使用レビュー
まず火口を使用して火起こしとして使用。
火口は写真の様に乾いた枯れ葉さえあって、慣れれば一つまみで、着火できます。
写真を撮っている余裕は当然有りませんので、YOUTUBEかなんかで動画をご参考にお願いします。
ファットウッドの削りカスなんかあればそれで着火出来ると思います。
一般的な燃料で一番必要な着火温度の高い、パラフィンオイルのランタンにも一発で着火出来ました。
アルコールランタン、シングルバーナーは余裕でした。
すべて片手で出来るので操作性も悪くないです。
うむ。
まとめ
良い点
- カッコいい
- 丈夫(ほぼ永遠に使える)
- 軽量
- 火口も自作できる
悪い点
- 高い
- 実用的には・・・
総合的に考えると、汎用品のフリントと自作の火口を使えるので、死ぬまで使用できるうえに丈夫で軽量、という事で悪くない買い物でした。
え?で、それって山で必要なのか、って?
・・・いやいや、と、登山でアルストとかガスバーナーの着火につかえるから!
え?カモシカノベルティグッズの中にも入っているBICライターミニでいいじゃん、って??
ぐぬぬ。
そうなんです。
BICライターミニは約11kg。
ナノスパークは16g。
BICライターミニは火口必要なく、誰でも火を点けられる。
ナノスパークは火口と技術や慣れが必要。
BICライターミニは100円ちょっと~せいぜい800円。
ナノスパークは4500円以上。
ということを考えると、BICライターミニでいいじゃん。となってしまいます。
分かっています。そんな事、ずっと前から分かっています。
わかっているからBICライターミニをノベルティで製作したんです。
それでも欲しかったんです。わかって貰えませんか??
という事で高いお金を出して雰囲気を購入したい方にはオススメです!