カモシカロングトレイル

トレイルランニング・登山・ULハイク・マラソン。書き捨て御免。※本ブログはプロモーションが含まれています。

どうしてシリアスランナーはあんなにもダサいランパンを履くのか

ランパン。ランパン。

 

あれってクソださいですよね。

あんなにも短いの履いて恥ずかしくないですか?

色々とはみ出したらどうするんですか?

露出狂なんですか?

どうしてわざわざ多くの人にダサイと思われるものを履くんですか?

私だったら絶対あんなダサいパンツ履かないし、ピタピタのキモイ原色系のシャツも着ない。

派手なアシックスやミズノのランシュー履かない。

ウルトラマンみたいなサングラスもしない。

街中でも歩けるようなオシャレな服装の延長線上の、そういうランニングファッションを目指すんだ。

ホント、どうしてあんな格好するんだろう?

 

 

 

そう思っていました。

 

しかし大会なんかに出るようになると、タイツとショートパンツ、普段着っぽいシャツみたいなオシャレな服装の若者よりも、スネ毛ボーボーのランパンおっさんの方が早いんです。

そして、大会では「早い=かっこいい」と思ってしまうんです。

 

だから大会に何度か出ているうちに、手な色のターサージールの「キュッ、キュッ」という追い越してくるオッサンの足音に戦慄しつつも憧れ、ピタピタのシャツをスポーツショップで探し、ウルトラマンみたいなサングラスを子供に自慢し、ランパンを履いたすね毛ボーボーの素足を鏡で見てニヤニヤする、私のようなランニングおっさんが出来上がるんです。

 

なんでだろうね。

近所のお母さま方にも笑われるのに。

ジョガーの同僚からも「ダサい」と言われるのに。

それでも、やっぱり早く走る事だけに特化した服装を着た人って、格好よく見えるんですよね。男も、女も。

 

それに、娘の同級生の幼稚園児男子たちだけはかっこいいと言ってくれます。

ありがとう、チビっこたち。