2024年も残りわずか。
皆さんどうお過ごしでしょうか?
私は師走に相応しい超多忙な毎日で、山はおろかジョグすら出来ておりません。
貧乏暇なしでございます。
そんな貧乏な私なのに今年も意外と色々な物を買っていますが、古いアイテムは売却しつつ・・・なので、実はそんなにお金は掛かっておりません。
やはり良い物は良い値段で売れるのです。
そんな毎年恒例となっているベストバイですが、本題に入る前に、山のもの以外で私的ベストバイ、というかブームになったものを紹介します。
山以外のマイブーム
1.patagonia キッズインファーノジャケット
以前紹介したキッズインファーノジャケット。
上記記事でも紹介していますが、本当に素晴らしいんです。
またサイズアウトしてしまいましたので、更に3着目を買い足しました!
子どもの評判もかなり良い。
冷たい風は防ぐ、撥水性能が高い、インサレーション系のジャケットより換気しやすいので暑くなりにくい。
その上、かなり丈夫なんですから、言う事なしです。
2.オーストリア軍系アイテム
オーストリア軍のゴアテックスジャケットを購入したのは以前ご紹介しました。
じつはあれからオーストリア軍ものにめちゃくちゃハマってしまいまして、かなり色々な物を買い足しています。
オーストリアは平和なため、装備の更新が遅く、ノスタルジックなデザインと独特なくすんだ色使いがとても良いんです。
更に山岳国家の為、山岳向けの機能を持った装備も多く、細かいところが登山好きの購買意欲をくすぐります。
購入は下記リンクよりどうぞ。他にも世界中の軍ものが紹介されています。
ベストバイ紹介前に、「壊れたモノ」を紹介
ベストバイ紹介前に、一年もたずに壊れた物を紹介しようと思います。
凄く便利だったのですが、4度目の使用で壊れましたねコレ・・・。
蛇口がもげました。
そんなことある???
購入される方は優しく扱う事をお勧めします。
安いものだから損したとまでは言えませんが。
また、胸ベルト式の心拍センサーも先日壊れてしまいました。
これに関してはかなり雑に扱っていたので致し方ないかなあ、というところ。
それに心拍数で練習を管理する必要性を感じなくなったのでまあ値段なりには楽しめたかな、と。
それに意外と純正品でも故障は多いんですよね、心拍センサー。
あと、カーボンコアステークっすね。
ファンの方も多いアイテムなので、アレですが、私的にはコレはないなー、という感想です。
よく考えて下さい、すぐ折れるペグをもっていくくらいならもうペグ使わずに石にでも止めりゃいいんじゃね???って話なんですよ。
折れるペグなんて頼りにならない物なら初めから無くて良いもんね。
我が軍に敵前逃亡する様な軟弱者は必要ないんです。
と、前置きが長くなりましたが、ここから2024年のKLT的ベストバイをご紹介します!
2024年KLT的ベストバイ
5位 ノヴァブラスト4
5位はアシックスのノヴァブラスト4です!
久しぶりにこんなに楽しいシューズに出会えました。
デザイン的にもギリ、普段履きにも使えるし、ジョグは最高、LTペース走くらいまでは普通に使えます。
ポンポン跳ねる、ワクワクするシューズです。
ノヴァブラストはバージョンアップの度に評価を上げていて、アシックスでも久しぶりに超ヒットシリーズになったんじゃないでしょうか。
先日ノヴァブラスト5が一部先行発売されたので、履き替えが楽しみです。
4位 オーロラA8
4位はロビーボンのオーロラA8です。
ロビーボンは知名度も低く評価も定まっていないので、皆さん意外と思われるかもしれませんが、これがめちゃくちゃ良いんです!!
使えば使うほど良さがわかる。
買ったときよりも今の方が数段評価が上がりました。
最大光量の650LMは充分ですし、MIDモードが80LMを2時間維持してくれる、というのは普段のジョグや山でのエマージェンシー用としては程よい。
これが18g!!最高です。
既に夜間のジョグや山行に100時間くらいは使っていますが全く壊れる気配はないです。
耐久性も高い。
マジでオススメデス。詳細は以下の記事より。
3位 テンサートレイル
3位はニーモのエアマット、テンサートレイルです。
温かさと軽さ、寝心地の総合値でナンバーワンじゃないか、というのは記事で紹介した当時から変わっていませんが、圧倒的な軽さで君臨していたサーマレストのネオエアーウーバーライトが終売となった今、ライバルは皆無だと思います。
とにかくこのコシの有る寝心地はエアマット嫌いな人も気に入ってくれるはず。
私はエアマット嫌いでしたがテンサートレイルなら全く問題なく寝られます。
興味ある方は以下の記事を参考にしていただければ幸い。
2位 カタダイン・ビーフリー
カタダインの浄水器、ビーフリーに出会えて世界が変わりました。
大袈裟な事を言うと、そのレベルです。
山ではもちろん、大活躍。
そればかりか、普段のジョグでも持っていっています。
田舎なので、わりと綺麗な小川や用水路なんかは沢山あるんですよね。
真夏はこれに水道水を入れて持っていって、無くなったら途中の川で汲んで、なんて使い方をしていました。
川ごとに美味しい、臭い、雨の後は土臭い、とか色々とわかって良かったです。
オススメは流れの早い川です!
流れの遅い、流量の少ない川の水は不味いです。
災害時のためにも、浄水器を持っていない人は買って絶対に損は無いと思います。
1位 ディスタンス22
2024年のベストバイはブラックダイヤモンドのディスタンス22でした。
22リットルの容量で400gちょっと、と軽いわけでもなく。
スペック的にはなーんて事の無いザックです。
しかし、ディテールを見ていくと、すべてが、何から何まで良いんですよ。
収納の一つ一つが使いやすい、ちょうど良い、不安がないとかそういう事もそうだし、
生地や作りが丈夫な事もそう。
背中が蒸れにくい上に全然揺れないのも良いし、22Lとは思えないほど色々と詰め込めるのも良い。
単純にめちゃくちゃカッコいいというのもあるし、まあ何から何まで良いです。
もう私はこれに入るものを前提に装備を考えるようになりました。
記事にも書いていますが、装備を考えれば夏季のアルプステント泊は充分行けます。
ただ、いま流行のULハイクスタイルにはちょっと見た目的に合わないかも知れません。
むしろ私はそこが好きです。
2024購買まとめと世間で話題になった商品
2024年は2023年と比べるとさほどお金は掛けませんでした。
やはり2023年で大きかったのはエンライトのキルト×2、トリッドジャケット、ヴィスプジャケットを年末に纏めて買ってしまったのがヤバかった。
シューズもさほど買いませんでしたし。
登山界隈で世間的に話題になった新商品は
アライテントのSLドームでしょうか。
自立式ドーム型ダブルウォールテントで2人用980gという驚異的な実力のテントだったので、私も購入を迷いました。
ちょっと面白みがないな、というそれだけで購入しなかっただけなので、ほとんどの登山者にとっては超々魅力的な商品だと思います。
後は山と道が本当に溢れかえって、トラディショナルな登山スタイルの人まで持ってるようになってきました。
逆にアーリーアダプタの皆さんは山と道に飽き始めた気がしますがどうでしょうか?
早く皆さん、飽き飽きして山と道が不人気になればよいのに。
そうすれば天邪鬼の私が何の気兼ねなく着る事が出来ます!!
欲しくてほしくて堪らないけど人と被るから買えないものが多過ぎるんですよね。
カッコイイし。
あと最後に、今回ベストバイには惜しくも入りませんでしたが、ウルトラライトな日傘はめちゃくちゃ良いな、と思いました。
山では微妙だと未だに思っていますが、真夏の外出、特に真昼間のジョグの快適さが段違いに上がります!
軽いからずっと持って走れるし、平地ならそんなに風がないから特段邪魔でもないんですよね。
破損する事もほとんど無いし。
実はテントからウェアまで、現時点では自分の中で妥協のない装備を集められたと思っているんですが、多分コレは皆さん同じで、機能性考えるとこれ以上は求めてないのかもしれません。
これからどうもULハイクとはトレランはカルチャー色が更に強くなっていく気がしてならない。
そこに魅力的な物があれば良いんですが、ヒッピームーブメントみたいにカルチャーの為のカルチャーみたいになってしまったら残念です。
それではみなさん、ちょっと早いですが良いお年を!